こんにちは、ガジェットライターのばぶです。
今回は、バッファローBSMBB300の自腹購入レビュー!
マウスの電池切れってわかりにくいし、できればひんぱんに交換はしたくない…って気持ちがありますよね。今回紹介するBSMBB300は、なんと電池1本で2.8年の長寿命。電池が切れるのが先か、マウスが壊れるのが先か…!?
お仕事用マウスとしてはちょっぴり高めの2,000円台半ば。機能的には5つボタン対応で、さらにDPIの変更もでき、オフィスワーク目的なら機能はまずまずといったところ。
今回はそんなBSMBB300について、
- バッファローBSMBB300のスペックやサイズ感
- バッファローBSMBB300を実際に使ってみてこんなシーンで便利
- バッファローBSMBB300と上位モデルBSMBB500との違い
- バッファローBSMBB300のここがダメ
- バッファローBSMBB300を安く買えるWebサイトはどこ?
といった内容を解説します。
ばぶ
詳しいプロフィール
- ライター歴10年超、オンラインゲーム歴15年以上
- 手はちょい大きめ(18.2cm)
- ネトゲでマウス使い過ぎて親指と手首と肘を傷めた
- ゲームはLogicool G600、仕事はエレコムEX-G Proを愛用中
- ほんのりエルゴノミクス風の形状
- DPIが3段階で変更可能
- やや小ぶりなので手が小さい人でも使いやすい
- 静音ではないので結構クリック音が大きい
- ボタンの割り当てを変更できない
- グレアのボディは汚れが目立つ
バッファローBSMBB300をレビュー
項目 | スペック |
---|---|
製品名 | バッファローBSMBB300(公式) |
接続方式 | Bluetooth |
マルチペアリング | 非対応 |
重量 | 75g |
大きさ | 公称値:縦:105mm/横:75mm/厚み:40mm |
静音 | × |
電池 | 単3電池1本(同梱) |
電池寿命 | 最長2.8年(約33カ月) |
メーカー保証 | 6カ月 |
DPI | 1,000/1,600/2,000DPI |
ボタン数 | 5 |
互換性のあるOS | Windows®/macOS/iPadOS/ChromeOS™/Linux®/iPadOS/Android |
カラー | 〇ホワイト ●グラファイト ●レッド |
バッファローBSMBB300は、特に可もなく不可もなくといった感じのBluetoothマウスです。
がっつりエルゴノミクスデザイン!というわけではなく、ほんのり握りやすさ重視という程度ですが、普通のマウスよりは親指ポジションがしっかりしており、やや右に傾斜したデザインです。
BSMBB300の主な機能は、以下の機能です。
- エルゴノミクス風のデザインでやや小ぶり
- 5つボタンマウス
- Bluetooth接続
- 3段階でDPIの切り替えが可能
- グレアでつやっとしたボディ
全体的に小さめの作りなので、手が小さい女性にはちょうどいいサイズ感ですが、ちょっと大きめの女性や男性には小さく感じるかもしれません。
バッファローBSMBB300の外観
バッファローBSMBB300は、左サイドはシリコンゴムでグリップしやすく、右サイドはさらっとしたマットな質感です。
上部は光沢のあるつるっとしたデザイン。このつるつる感は好き嫌いが分かれそうですね。とりあえず指紋や掌紋がめちゃくちゃ目立ちます。汚れが気になる人には向かないかもしれません。
私は手汗多めだからちょっと滑りやすいなあ…って感じました。
マウスホイールはカリカリ感がほぼないので、手応え少なめ。
サイドボタンには、ブラウザの「戻る」「進む」ボタンが割り当てられています。
底面には電池を入れるパネルとセンサーのBlueLED、ペアリングボタン、電源スイッチがあります。
ソールは5カ所にあるものの、内4カ所はかなり小さめ。快適に使いたい場合は滑りがいいマウスパッドを使った方がいいですね。
BSMBB300のDPI変更方法は、マウスの中央にあるボタンから切り替えられます。マウス操作中にカチカチできるので便利。ただ、今のDPIがいくつになっているのかわからないのが難点です。
18.2cmのばぶの手と比べるとこんなサイズ感。ちょっと小さめです。実際に手を置くと、指先が少し余る感じがありました。
よくあるボールペンと比較してみました。小ささをより感じるかもしれません。サイズ分類的にはXSからSという感じですね。
BSMBU19と比較すると、ひとまわりといかないまでもやや小さいデザインになっているのがわかります。エルゴノミクスというには…ですが、エルゴ風味が強くなって、左側の親指ポジションがしっかりと作られています。
サイドから見ると、違いがさらにはっきり。とはいえ、しっかりと手の形状に合わせて傾斜した「ザ・エルゴノミクス」というデザインではなく、あくまで親指を置きやすく、横から包むような持ちやすさがある程度の、「エルゴノミクス風」ですね。
バッファローBSMBB300の同梱品
BSMBB300には、以下の2つが同梱されています。
- 単3電池1本
- 取扱説明書
Bluetoothのレシーバーは付属していないので、接続したいパソコンにBluetoothが内蔵していない場合は、Bluetoothアダプターが必要です。
マウスがBluetooth5.0に対応しているので、アダプターも5.0対応のものを選んだ方がいいでしょう。同じバッファローの製品がおすすめです。
バッファローBSMBB300はこんなシーンで便利
バッファローBSMBB300は良くも悪くも平凡なBluetoothマウスです。特別に高度な機能はありませんが、軽くて5つボタンが便利なマウスという印象。
実際に使ってみて、こんなシーンで便利だなと感じた3つのシーンを挙げてみます。
- デスクがあまり広くない環境での作業
- 長時間マウス操作をすることが多いとき
- USBポートが少ないパソコンでの使用
デスクがあまり広くない環境での作業
バッファローBSMBB300は小ぶりなマウスなので、マウスを操作するスペースがあまり広く取れない場所での使用にも向いています。
もちろん、ELECOMの極小マウスM-FBG3DBBKと比べるとずっと大きいので、ある程度の広さは必要でしょう。
それでも、広々とデスクスペースが取れないときには便利です。
長時間マウス操作をするとき
持ちやすく手首への負担が軽いので、長時間マウスを操作していてもあまり手首のだるさを感じませんでした。
雰囲気がエルゴノミクスという程度のデザインですが、親指はかなり置きやすく、やや斜め右後ろから包むように持てるので、普通のマウスよりは手にかかる負担が軽い気がします。
がちがちのエルゴノミクスマウスを求めているわけでなければ、じゅうぶん恩恵を感じられるデザインではないでしょうか。
USBポートが少ないパソコンでの使用
バッファローBSMBB300はBluetooth接続なので、Bluetoothに対応しているパソコンであれば特にレシーバーは必要ありません。
そのため、USBレシーバータイプの無線マウスや有線マウスと違ってUSBポートをふさいでしまうことがありません。USBハブを使って拡張する面倒もないので、余計な出費もかかりません。
USB Type-Aのポートがないタブレットやスマホでも使えるのは、Bluetoothマウスならではです。
バッファローBSMBB300のここがダメ
スタンダードなマウスなので飛び抜けて良い点も悪い点も少ないBSMBB300ですが、使う上でいくつかの問題を感じました。
つるつるのボディはとにかく汚れが目立つし指が滑る
BSMBB300の特徴的な光沢のあるボディは、掌紋や指紋がべたべた付いてしまい、どうしても質感の良さより汚らしさの方が先立ちます。
いちいち拭くのも面倒だけど、手の脂がべたべたに付いたマウスの汚さも嫌という、割と切実な悩みと直面するハメになります。
もちろんマットなマウスにも手の脂は付いているのでしょうが、くっきり可視化されるのは話が別。衛生面で汚さを感じてしまうのは、かなりのデメリットといえます。
また、つるっとした仕上がりのせいで人差し指と中指が滑りやすく、グリップ感が悪め。つまみ持ちの人はつるつる滑って安定しません。
チルトホイールはない
チルトホイールは付いていません。価格帯的にあるかないかギリギリのラインなのですが、BSMBB300は搭載しなかった模様。
チルトホイールはなんだかんだでExcel作業をしているときなどに便利なので、列が多いExcelファイルの処理が多いので横スクロールが欲しいには不向きかもしれません。
現在のDPIがわからない
せっかくDPIの切り替えボタンがあるのですが、現在のDPIがわかりません。マウスを動かしてみてカーソル速度で確認するしかないので、一手間かかります。
カチカチすれば良いだけなんですが、1600と2000だと微妙にわかりにくく、「あれ?どっち?」でカチカチしてしまうことが数回ありました。
ちょっとLEDの色が変わってくれたりしたらいいんですけどね。
ペアリングがややこしい
何故か機器によっては「BUFFALO BT5 Mouse」と「BUFFALO BT3 Mouse」のいずれか、もしくは両方が表示されることがあります。
まぎらわしい、ややこしい!
「BUFFALO BT5 Mouse」が表示されているときは「BUFFALO BT5 Mouse」を、「BUFFALO BT3 Mouse」しか表示されていない場合は「BUFFALO BT3 Mouse」を選べば良いそうです。
バッファローBSMBB300とBSMBB500の違い
BSMBB500はBSMBB300の上位モデル…というわけではなく、単純にナンバーが近いマウスというだけで、実はBSMBB500の方が先に発売されました。
BSMBB500はかぶせ持ちで握り心地がいいPremium Fitという形状をしています。一方のBSMBB300は、デザインがエルゴノミクス風というだけで特になんらかの設定はありません。
項目 | BSMBB300 | BSMBB500 |
---|---|---|
発売時期 | 2021年9月 | 2016年9月 |
接続方式 | Bluetooth®5.0 | Bluetooth®3.0 Class2 |
センサー | Blue LED | Blue LED |
DPI | 1000/1600/2400DPI | 1000/1600DPI |
プロファイル | FHSS | HOGP(HID over GATT Profile) |
ボタン数 | 5ボタン | 5ボタン |
静音 | × | 〇 |
大きさ(縦×横×高さ) | 105×75×40mm | 107×76×39mm |
電池寿命 | 2.8年 | 219日 |
後継機 | なし | BSMBW510シリーズ |
サイズ展開 | 1サイズ | S/M/L3サイズ |
バッファローBSMBB300がおすすめな人
バッファローBSMBB300は、うっすらエルゴノミクス風デザインのスタンダードな5つボタンマウスです。左右非対称なので右手の人専用になります。
手が小さめなので小ぶりなマウスを探している人や、本格的なエルゴノミクスマウスでなくて良いのでエルゴ風のマウスが欲しい人におすすめです。
また、マウスの電池は毎日使用しても2.8年保つ長寿命なので、普段使いは別のマウスを使用し、予備用のマウスや移動時用のマウスとして使いたい人にもちょうどいいでしょう。
持ち出したものの、いざ使おうとしたら電池が切れていた…ということはなさそうです。
バッファローBSMBB300はどこで買うのが安い?
バッファローBSMBB300は、現在はAmazonで一番安く購入できます。2,500円前後なので送料が無料になるラインを超えているため、そのまま注文してもおトクに購入できるでしょう。
月600円で送料が無料になるだけでなくAmazon Prime Videoも利用できるので、Amazonをよく使うならAmazon Prime会員になるのもひとつの選択です。
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