昨今、Webインタビューも当り前のように増えて、ZoomやGoogle Meetでインタビューする人も多いのではないでしょうか。
インタビュー中に困るのが、残り時間の確認。真っ正面を見てうんうん頷きながら、時間を見るのもなかなか大変じゃないですか?
ばぶは画面の斜め下に時計を置いて、ちらっと見て確認してました。とはいえ、このちらっと…がなかなか大変。
タイムキーパーになるようなタイマーがあればなあって思ってたんですよね。
そんなときに出会ったのが、キングジムの「ビジュアルタイマー」。ポモドーロタイマーとして話題になって、実際に利用しているという人もかなり見かけます。
これがWebインタビューのタイムキーパーに最適だったんですよ。
キングジムのビジュアルタイマーとは?とてもシンプルなバータイマー
キングジムのビジュアルタイマーは、とてもシンプルなバータイプのタイマーです。右側にセットした時間、左側に残り時間がバーで表示されます。
このバーの部分がポイントで、ちらっと見るだけで「あ、もう半分過ぎてる!」とか、まだまだ余裕…とか、体感で把握できます。
この「あと何分か頭の中で一瞬変換しなくてもいい」というのが大変便利で、ポモドーロタイマーとして活用している人も多いのでは。というか、そもそもポモドーロタイマーです。
構造はシンプルで、前面のタイマーと、上部の設定ボタンで構成されています。
モードは2種類で、シンプルなカウントダウンと、カウントダウンと休憩をセットにして指定回数繰り返してくれるポモドーロ。
タイマーも10秒単位でセットできるので、トレーニングの反復なんかにも使えますね。
後ろにはマグネットが付いているので、金属にぺたりと貼り付けておけます。
リピート回数は最大99回、指定できるカウントダウンは最長99分99秒。最長7.92日カウントダウンし続けてくれます。24時間月月火水木金金で働けますね!
というのは冗談ですが、ポモドーロタイマーとして20分+5分を10回や、50分+10分を8回など、1日分の仕事時間にあわせてセットして使ってる人が多いようですね。
私も普段は仕事のポモドーロタイマーとして使ってます。
Webインタビューで真価を発揮!ビジュアルタイマーの実力
ポモドーロタイマーとして優秀なビジュアルタイマーですが、真価を発揮したのはWebインタビューのとき。
画面の下にこんな風に設置して、インタビューの予定時間をセット。そしてポチッとスタートボタンを押します。
画面下で始まるカウントダウン。減っていくバー。ちらっと視界の下で確認すればいいので、目線は真っ直ぐインタビュー相手を見たまま残り時間が把握できるんですよ。
え?それだけ?と思うかもしれません。でもめちゃくちゃ自然な動きで残り時間を把握しながら、インタビューのペース配分ができるのは本当に楽。
私は最近、インタビューに慣れていない上に、事前情報も少ない一般の方を対象にお話を聞くことが多かったので、臨機応変な時間配分が必要だから本当に助かりました。
「想定以上にネタが出て来ないぞ!」ということや「そんなネタ出てくるとか!そこは聞きたい、でも必須の質問事項も残ってる…どうする?」というとき、視界の端で一瞬で残り時間を把握して再配分できるこのタイマーの強さ。
もちろん、そんなタイムキープは余裕でできる、インタビュワーとしてできて当然!という人には必要ないかもしれません。
でもWebインタビューに慣れていない人や、頭のリソースは話を聞くことに振り分けておきたいから極力ツールを取り入れたい人には本当におすすめです。
だらだら続く会議の解決でも大活躍したビジュアルタイマー
実は、インタビューだけでなく会議でもこのビジュアルタイマーが活躍。
ばぶのお客様は昭和や平成初期に起業した、中小企業や零細企業が多め。そこでよくあるのが、会議が踊り出してしまい、終わらないミーティング。
上司や社長がノリノリで話し出しちゃって、会議が伸びちゃうし、話がまとまらないんです…
こんな相談を現場の方から受けることがたびたびあったので、このタイマーをおすすめしたんです。
12分+3分の15分サイクルを3セット、会議は最長45分です。
相手の立場に限らず、とにかく最長12分お話いただいたら3分でホワイトボードなどに内容をまとめて振り返り、次の話題に移行してもらいました。
つまり、タイマーの「ピピッ!ピピッ!」で止まらないお話の腰を一旦折るわけですね。
そこで話を振り返ってまとめる習慣を付けることで、最初は振り返りの途中で続きを話そうとしていた社長さんや幹部の方々も、段々12分でまとめて話して次へ話題を移すことに慣れてくれたそうです。
もちろんビジュアルタイマーはポモドーロタイマーとしても優秀
ビジュアルタイマーは各所で話題になっていたとおり、ポモドーロタイマーとしても優秀です。
作業時間を細かく設定でき、休憩時間も自由自在、繰返し回数も好きなように設定できるので、仕事を45分、家事を30分、繰り返し4回…なんてこともできます。
そしてなにより物理のタイマーであること。Webサービスやアプリは、サイトにアクセスしたりアプリを起動するのにワンクッションあるのに対して、このタイマーはポチッと押すだけ。
ついつい使わなくなると見なくなるアプリやサービスと違って、このタイマーは常に視界の中にあるわけです。あれば使う、その心理の圧の強さ。
ポモドーロテクニックっていいってわかってても、続かないんだよね…
という人には絶対におすすめです。