こんにちは、ガジェットライターのばぶです。
「ロジクールのワイヤレスマウスM185とM220、M240はそれぞれ何が違うの?」、「同梱しているレシーバーはUnifyingと互換性があるの?」と気になっていませんか?
ロジクールのM185とM220、M240は、デザインがそっくりなのに、それぞれ仕様や接続方式、静音性まで違います。
そのため、Logicoolのマウスだから安心!と思って購入すると、接続できなかったり、必要な機能がついていなかった事態になりかねません。
そこで今回は、実際に3つのマウスを購入して比較しました。実機の写真や動画も交えて比較したので、ぜひ参考にしてください。
Logicool M185・M220・M240の違いを比較
Logicool M185、Logicool M220、Logicool M240は、外見上はほぼ同じデザインになっています。
サイドのラインとホイールの色が違うだけで、サイズのスペックは3機種とも同一。見た目もこのとおり、そっくり。手前からM185、M220、M240です。
こち亀の「全部同じじゃないですか」ネタを彷彿とさせますね。
背面もそっくり。同じ金型を使って製造しているのかな?と思うくらいそっくりです。
バックパネルの形も、電池ホルダーとレシーバー入れの形もそっくり。黙って入れ替えてもわかりません。
ちなみにバックパネルは入れ替えても使えました。
ちなみにM185とM186は同モデルのマイナーチェンジです。
Logicoolのマウスは下1桁が0か5でない場合は、マイナーチェンジのことが多いです。
Logicool M185、M220、M240の機能表
M185(公式) | M220(公式) | M240(公式) | |
---|---|---|---|
接続方式 | USBレシーバー (Bluetooth非対応) | USBレシーバー (Bluetooth非対応) | Bluetooth/LogiBolt |
センサー | 光学式 | 光学式 | 光学式 |
DPI | 1000DPI | 1000DPI | 1000DPI (400~4000DPIで100DPIごとに可変) |
ボタン数 | 3 | 3 | 3 |
ボタンカスタマイズ | 不可 | 不可 | 1つ |
LogiOptions+ | (ボタン設定なし) | 対応非対応 | 対応 |
静音性 | 非対応 | 静音性あり | 静音性あり |
電池持ち | 単3/1本 12カ月 | 単3/1本 18カ月 | 単3/1本 18カ月 |
カラー | グレー/ブルー/レッド | ダークグレー/オフホワイト/ローズ | グラファイト(ブラック)/オフホワイト |
価格(税込) | 1,320円 | 1,540円 | 2,090円 |
Logicool M185、M220、M240の接続方式の違い
Logicool M185、M220、M240は、それぞれ接続方式が異なります。
せっかくマウスを購入しても使えないと言った事態になるため、以下から接続方式の違いを見ていきましょう。
M185、M220は同梱レシーバーで接続するタイプでUnifying非対応
M185とM220は、マウスに同梱されているUSBレシーバーのみ対応しています。
現在Logicoolで販売されているLogiBoltや、Unifyingには対応していないため、レシーバーを使いまわすことはできません。
幸いにもレシーバーはマウスに同梱されているので、別途レシーバーを購入する必要はありませんが、レシーバーを紛失した場合はマウスが使えなくなってしまうことには注意が必要です。
複数のパソコンやデバイスでマウスを使い回すことを考えている場合は、BluetoothとLogiBoltに対応しているM240がおすすめです。
LogiBoltについて詳しく知りたいときは、以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。
M240はBluetoothとLogiBoltに対応しているがFlowは非対応
M240は、BluetoothとLogiBoltの両方の接続方式に対応しています。
Bluetoothで1台、LogiBoltで1台ペアリングすることで、実質2台のマルチペアリングが可能です。
ただし、LogiBoltでの接続はあくまでオプション扱いで、LogiBoltのUSBレシーバーはパッケージに付属していません。LogiBoltを使用したい場合は、別途購入する必要があります。
LogiBoltに対応しているマウスの一部が使えるFlowには非対応です。Flowを使用したい場合は、M350Sがおすすめです。
Logicool M185、M220、M240の静音性の違い
M185、M220、M240は、それぞれ静音性も違います。
特に図書館などの静かな場所で作業するときや、子どもが寝ている場所で作業するときなどは、静音性の違いが影響する恐れがあるので確かめておいた方が無難です。
実際にどれくらいクリック音が違うのか、動画で聞き比べてみてください。
M185
M220
M240
明らかに静音に非対応のM185だけ、クリック音がカチカチカチカチとかなり響きます。
静かに使いたい場所には不向きなので、静音性を重視したい場合はM220かM240がおすすめです。
どちらもLogicoolの静音性の基準であるM171(M170の同型)と比較して90%以上の静音になっているので、音を気にする場所でも安心して使えます。
Logicool M185、M220、M240の電池もちの違い
Logicool M185、M220、M240の電池持ちは以下のようになっています。
- M185:単3電池1本で12カ月程度
- M220:単3電池1本で18カ月程度
- M240:単3電池1本で18カ月程度
特にM185のみ、30%ほど電池保ちの性能が低いです。
ただし、3つのマウスすべてに自動的に電源が切れるオートスリープモードが搭載されています。
マウスの電源切り忘れていても、使用しないときに自動的にスリープモードになるので、電池が急速になくなってしまうことはほぼほぼありません。
使い方で電池寿命も大きく変わりますが、ひんぱんに電池の入れ替えをするのは面倒…という人は、M220かM240がおすすめです。
Logicool M185、M220、M240の値段の違い
Logicoolの公式ECサイトでは、それぞれ値段が以下のように異なります。
- M185:1,320円(税込)
- M220:1,540円(税込)
- M240:2,090円(税込)
どのマウスも決して高いマウスではありませんが、M185とM240では700円ほど異なります。ほかのECサイトだと、Amazonでは1,000円近く異なります。
2,000円程度であれば価格差は気にしないという人は、一番多機能なM240がおすすめです。
しかし、普段使いの事務用品として検討しているのであれば、機能表を参考に必要な機能を絞り込んで選ぶ方がよいでしょう。
見た目はそっくりなM185、M220、M240!一番のおすすめはM240!
見た目はそっくりながら、機能の面ではかなり違いがあるM185、M220、M240。
機能はあまり必要なく、マウスの基本の機能さえ使えればいいという人はM185、静音を付け加えたいならM220がコストパフォーマンスの面でもいい選択といえるでしょう。
LogiBoltレシーバーをすでに持っているなら、LogiBoltとBluetoothに対応しているM240が一番おすすめです。1,000円ほど追加出費になっても、LogiBoltは機能面でとても便利です。
最近、LogicoolのマウスはUSBレシーバーやUnifyingをやめ、どんどんLogiBolt対応に置き換わっています。
USBレシーバータイプのワイヤレスマウスが壊れたとき、同じマウスが廃盤となっている可能性はかなり高いでしょう。
今後もLogicoolのマウスを使い続けるならLogiBoltレシーバーとLogiBolt対応のマウスの購入が断然おすすめです。