文章力が無くて困っていないだろうか?
実際いまブログ書いてる私も、真っ白な原稿に向き合って涅槃仏の顔をするくらいマジでヤバイ。
原稿を目の前にすると「日本語なんもわからん」ってなってしまう諸氏。
ツイッターでは140文字くらい余裕で書けるのにと思ってる諸氏。
推しのことを喋るにも、「尊~~~!!」「くっそエモい」しか言えないオタク。
そこのお前だよ!!握手しよう!!
そんな同士たちに今回は国語辞典がすごすぎるって話をしよう。
具体的にこんな話。
- 文章力を上げたいなら明鏡国語辞典を買え。
- 最新の国語辞典は言い換えや使い分けも詳しく載っててすごい。
- 攻撃力と防御力を上げたい冒険者にもおすすめ。
大人になっても文章を書く機会は多いので、国語辞典をおすすめしたい
大人になっても文章を書く機会は多い。
メール、企画書、始末書、告知とか、なんなら意味わからんけどブログとか書かされてる。
相手に見せるための文章で「ぴえん」とか「くそわろた」とか書いてる場合ではないし、書いたものなら始末書を書かされるだろう。
なんやかんやで文章と一生付き合う羽目になってるのに、文章力がなさすぎると悩んでいるお前。
明鏡国語辞典 第三版を買え。
文章が上手くなりたい大人に、あらためて国語辞典をおすすめする理由
ワールドワイドなウェブがあれば検索で一発で出てくる世の中。
紙の国語辞典なんて場所をとるし、重いし、Webで検索すればいいやん。
ド正論すぎてぐうの音も出ない。
私も国語辞典を買うまで同じことを思っていた。
しかし文章力がないと悩む民は一度立ち止まって読んでくれないだろうか。
文章が書けないのは単純に文章力がないから
文章が書けない理由は、文章力=語彙力がないからだ。
完全にブーメラン。正論すぎて私に会心の一撃だ。ドラクエならとっくにHPが赤くなっている。
自分の気持ちや考えを表現したくても「当てはまる言葉が出てこない」ということが、まぁまぁよくある。今もある。
こういう状況に思い当たる節はないだろうか。
- 良い言い回しが思いつかない。
- 文章が陳腐になってしまう。
- いつも似たような文章になってしまう。
これらに画期的な解決方法などない。
そもそも文章が上手くなりたいなら文章を書いて、辞書を引くしかないのだ。
書いて辞書を引け。
重要なので2回言った。一朝一夕で上手くなるとか考えは捨てろ。
文章書くのが上手くなりたいのに、文章の書き方〇選とか、最後まで読んでられんくない?
私も書きましたよ、こういう記事とかね。
https://sampo-note.net/collabo/transmitted-sentence/まぁまぁ頑張って書いたけど、「こんなん誰も読まんやろ」って思ってるし、その辺に転がってる「文章の書き方〇選」とか最後まで読んだ試しがないし、〇選多すぎん?って思ってる。
SEOとか網羅性とか色々あるのはわかっているが、読む方としては長文を読むのはとても疲れる。
長文を読んでいる時間があれば「今北産業」という言葉は生まれていない。
ググるな。自分で書かなければ身につかない
あ~~~翻訳こんにゃくみたいなアイテムがあればいいのになぁ、と猫型ロボットないし、Google先生で検索している諸氏。潜在ニーズはこれだろう。
かっこいい素敵な文章が書けるようになりたい。
SEO的に潜在ニーズとか気取った言葉でいうが、とどのつまりアレだ。煩悩だ。
しかし落ち着いて欲しい。
文章の書き方とかでググってもだいたい参考になる記事など出てこない。
出てくるのは大体文章を書き続けた人が書いた記事だ。
上から目線で教えられたり、教科書を読んだだけで上手くなるわけがない。
自分で書かなければ、自分の身につかないのだ。
そして書かざるを得なくなった時に、明鏡国語辞典は必要な情報を端的に教えてくれる。
言葉の言い換えや接続詞の使い方まで教えてくれて、孤独と隣り合わせのライティングに寄り添ってくれる。
明鏡国語辞典 第三版はいいぞ
で、国語辞典っていろいろありすぎるでしょう。
広辞苑や大辞泉など攻撃力が高そうな辞典。正直引くくらいでかいし値段が高い。
仮に本屋で購入し「ここで装備していくかい?」と言われても、装備するのが億劫になるくらいのでかさだ。Amazonで送ってもらったとしても配送員さんの肩が脱臼しかねない。
さまざまな国語辞典のなかで私が全力でおすすめしたいのは「明鏡国語辞典 第三版」。
理由は4つある。
1:文章力がない奴にもやさしく解説してくれる国語辞典
これはマジで重要。
国語辞典で調べたとき、そもそも解説文の意味がわからず「なんて?」となったことはないだろうか。
明鏡国語辞典は、日本語なんもわからんとほざいて学校の先生に頭をしばかれ、国語の成績が「もう少しがんばりましょう」だった私にもわかるように書かれている。
義務教育に敗北した私ですらわかるくらい丁寧に書かれているのだ。
2:言い換えも教えてくれてすごい
「くそわろた」を「いとをかし」にしたいわけではないが、なんとなく素敵な言い回しを調べたいときがあるだろう。
もっとさぁ…良い言い回しあるやん…なんかさぁ…とか。
すごい。
思わず文章力が無くなってしまうくらいにはすごい。
言い換え辞典とかてにをは連想語辞典なども所持しているが、これ一冊で事足りてしまう。
3:「どや顔」「わかりみ」…オタクにもやさしい辞書にやばみを感じる
義務教育で国語を叩きこまれたはずなのに、毎日どや顔、わかりみとか文章力皆無の言葉しか使ってないみなさん。
明鏡国語辞典は文章力がないオタクにもやさしい。
どや顔を品格のある言い方にする。
パワーワードすぎんか?
思わず二度見をしてしまった。
明鏡国語辞典にはほかの国語辞典にはない「品格」という項目が掲載されている。
どや顔だけでなく、ほかの言葉にも掲載されており、「読み物」として読んでも面白く仕上がっているのだ。
4:重言や漢数字の使い方まで教えてくれる
明鏡国語辞典 第三版で、一番びっくりしたのがこれだ。
知らず知らずのうちにやりがちな重言と漢数字の使い方について書いてある。
涙が出るほど役に立つ。
特にWebライターなら数字の表記はレギュレーションで決められていることが多いはずだ。
知っておくだけでワンランク高い文章が書けるに違いない。
5:攻撃力と防御力が上がる
明鏡国語辞典 第三版は重さが約890g、厚さ約5cm。
万が一の状況に、攻撃力を上げる手段として鈍器として武器にしても良い。
この分厚さなら銃弾を防げる可能性がある。防御力を上げる手段としてもぴったりだ。
こちらの動画を見てほしい。
辞書で銃弾を防げるということは、
厚さ約5cmの明鏡国語辞典でも銃弾を防げるだろう。
ただし実際に試したわけではないので、本当に防弾手段としておすすめしているわけではないのでご留意いただきたい。
良い子は真似しないように。
明鏡国語辞典のデメリット
紙の辞書のデメリットとして、真っ先に挙がるのは重くて場所をとるということだ。これだけはどの国語辞典でも避けられない。
今回紹介した明鏡国語辞典はWeb版や電子書籍として発刊はしていないため、購入する場合は紙の辞書しかない。
大きさとしては以下のようなサイズだ。
- 大きさ:A5サイズのノートと同じくらい
- 重さ:約890g
- 厚さ:約5cm
記者ハンドブック2冊分くらいといえば想像がつくだろうか。
記者ハンドブックを持っていない人はティッシュのエリエール1.5箱分くらいと考えると想像がつきやすいかもしれない。
なお、書店で購入する際は、牛乳(1000ミリリットルパック)より少し軽いくらいの荷物を背負って帰らなければいけない。なるべくAmazonなどのネット通販で購入するのがおすすめだ。
紙の国語辞典ならではの進化を遂げている
昨今Web上で検索できる世の中だが、国語辞典は出版社や、編集、言語学の教授の方々の手により、近年さまざまな進化をしている。
使いやすく調べやすく、私たちの文章力を上げてくれる国語辞典をあらためて興味を持って欲しい。
文章力と攻撃力と防御力を高めて冒険に出たい方も一冊いかがだろうか。