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「Webライターの仕事をするならWordがなくてもGoogleドキュメントでいい」と思っている人は多いのではないでしょうか。
「Wordを買うにしても高いしな…」「そんなにお金かけたくないし…」と踏み切れないこともありますよね。
Googleドキュメントは多くの人に活用されていて、Wordで作った文書ファイルを開ける互換性もあります。
しかし、実は互換性がない機能も存在することをご存じでしょうか。
そこで今回は、WordとGoogleドキュメントの機能を徹底比較してみました!
- WordとGoogleドキュメントはどう違う?
- 機能は一緒?存在しない機能もある?
- 互換性を過信しすぎるな!書式などに要注意!
- 実際にどれくらい互換性があるのか比較してみた。
WordとGoogleドキュメント
以前の記事でも紹介したとおり、WordとGoogleドキュメントの仕様は似ているようでかなり違います。
WordとGoogleドキュメントの双方に同じ機能があっても、正常に変換されないことがあります。中にはGoogleドキュメントで開くと文字ごと消えてしまうことも。
正常に変換される機能、文字ごと消えてしまう機能など、今回の記事で解説しますので、是非最後まで見ていってくださいね。
https://sampo-note.net/collabo/webwriter-word/WordとGoogleドキュメントとの違いは?
まず、基本的な違いを比較します!
1.無料か有料か
Googleドキュメントは無料で使用できます。
Wordにも無料のWeb版が存在しますが、一部機能が制限されています。
すべての機能を使うのであれば有料で、サブスクリプション版か、もしくは永続ライセンス版(買い切り版)を購入する必要があります。
2.ソフトのインストールが必要かどうか
GoogleドキュメントがWeb上で使えるため、インストールは不要です。
Wordはソフトのインストールが必要です。Chromebookなどの一部環境には対応していません。
3.保存場所の違い
Googleドキュメントは、Googleドライブにファイルが保存されるようになっています。
かんたんに複数人で共有したり編集することが可能です。
パソコンが壊れてしまってもクラウド保存されているため、ファイルが消失してしまうことはありません。
Wordは基本的にパソコンに保存することになりますが、OneDriveのようなクラウドに保存することも可能です。
複数人で共有したり編集する場合は、保存先をOneDriveにするなど、別途設定が必要になるため注意が必要です。
基本性能の比較まとめ
基本的な性能をまとめると以下のようになります。
Word | Googleドキュメント | |
---|---|---|
料金 | 1,284円~/月 | 無料 |
ソフトのインストール | 必要 | 不要 |
保存場所 | PC内またはOneDrive | Googleドライブ |
機能を比較してみた
Wordとほぼ変わらず使えるGoogleドキュメントですが、縦書きなど、一部対応していない機能があります。
1つずつ紹介すると膨大な量になってしまうので、代表的な機能を表で比較してみました。
Word | Googleドキュメント | |
---|---|---|
フォントの変更 | 〇 | 〇 |
太字・斜体・下線 | 〇 | 〇 |
箇条書き | 〇 | 〇 |
インデント | 〇 | 〇 |
表の挿入 | 〇 | 〇 |
画像の挿入 | 〇 | 〇 |
図形描画 | 〇 | 〇 |
脚注 | 〇 | 〇 |
計算式の挿入 | 〇 | 〇 |
グラフの挿入 | 〇 | 〇 |
ヘッダー・フッター | 〇 | 〇 |
ページ番号の挿入 | 〇 | 〇 |
コメントの挿入 | 〇 | 〇 |
変更履歴の記録 | 〇 | 〇 (提案モードという形で存在する) |
目次の挿入 | 〇 | 〇 |
透かし | 〇 | 〇 |
文字数カウント | 〇 | 〇 |
ドキュメントの比較 | 〇 | 〇 |
引用文献の挿入 | 〇 | 〇 |
縦書き | 〇 | × |
組み文字 | 〇 | × |
縦中横 | 〇 | × |
はがき・封筒印刷 | 〇 | △ (ページサイズや余白を調整すれば可能) |
音声読み上げ | 〇 | △ (スクリーンリーダーを使用すれば可能) |
原稿用紙設定 | 〇 | × |
PDF出力 | 〇 | 〇 |
実際にWordで作った文書をGoogleドキュメントにアップしてどうなるか比較してみた
実際にWordで作成したファイルをGoogleドキュメントで開いてみました。
1つずつ見ていきましょう。
フォント
Googleドキュメントで対応していないフォントは、すべてArialフォントになるようです。
以下のフォントは正常に変換されていました。
- MS Pゴシック
- MS P明朝
- HG丸ゴシックM-PRO
- メイリオ
ルビ
ルビがふられている文字が消えました。
唯一ルビがふられていなかった「の」の部分だけ残っています。
太字・斜体・下線・取り消し線・下付き・上付き
斜体、下線2重線、下線太線は正常に変換されませんでした。
正常に変換されなかった書式は以下のようになりました。
- 斜体 ⇒ 通常の文字と同様になった
- 下線(2重線) ⇒ 細い下線になった
- 下線(太線) ⇒ 細い下線になった
ほかの書式は正常に変換されています。
- 太字
- 下線(1本線のみ)
- 下付き
- 上付き
縦書き・縦中横
縦書きと縦中横の書式が、横書きになりました。
Googleドキュメントに縦書き機能が存在しないためと思われます。
組み文字
組み文字が消えました。
画像下に表示されている前後の文章も参考に掲載しましたが、キレイさっぱり組み文字の部分が消えました。
引用文献の挿入
引用文献の設定も消えました。
表示されている部分が通常の文章として表示されます。
箇条書き
箇条書きは正常に変換されます。
文字の拡大縮小・均等割り付け
文字の拡大縮小、均等割り付けの書式が消えました。
通常の書式として変換されています。
表
表は正常に変換されます。セルの結合をしていても正常です。
コメント
表示は異なりますが、正常に変換されます。
変更履歴
表示は異なりますが、正常に変換されます。
脚注
脚注も正常に変換されます。
ヘッダー・フッター
ヘッダーのページ数が正常に変換されませんでした。
フッターは問題なく変換されています。
図形描画
図形描画の挿入位置がずれました。
このようにレイアウトがずれる可能性があるため、注意が必要です。
画像挿入
画像挿入は問題なく変換されます。
Wordで作った文書をGoogleドキュメントで開いたときの互換性まとめ
Word | Googleドキュメント | |
---|---|---|
フォント | 〇 | △ (対応フォントのみ変換可) |
ルビ | 〇 | × |
太字・斜体・下線・取り消し線・上付き・下付き | 〇 | △ (一部変換できない) |
縦書き・縦中横 | 〇 | × |
組み文字 | 〇 | × |
引用文献の挿入 | 〇 | × |
箇条書き | 〇 | 〇 |
文字の拡大縮小・均等割り付け | 〇 | × |
表 | 〇 | 〇 |
コメント | 〇 | 〇 |
変更履歴 | 〇 | 〇 |
脚注 | 〇 | 〇 |
ヘッダー・フッター | 〇 | △ (一部変換できない) |
図形描画 | 〇 | △ (位置がずれる可能性あり) |
画像挿入 | 〇 | 〇 |
Wordの文書をGoogleドキュメントで編集するときの注意点
WordとGoogleドキュメントには、作成した文書ファイルを編集できる互換性があります。
レイアウトがずれたり、崩れたりする
Wordの公式テンプレートをGoogleドキュメントで開いてみました。
互換性があるといえど異なるソフトを使っているため、このようにレイアウトがずれたり、崩れたりすることがあります。
レイアウトがくずれてしまったら、Wordで開きなおしても元にもどることはありません。
一部の書式が正常に変換されない
斜体、下線、均等割り付けなど、一部の書式は正常に変換されません。
ほかにもルビや組み文字については、文字そのものが消失してしまいます。
この場合も同じく、Wordで開きなおしても元にもどることはありません。
まとめ
今回の比較検証の結果、以下のようなことがわかりました。
- WordとGoogleドキュメントの互換性は完璧ではない。
- 書式の設定などはなるべく使わない方が良い。
- テキストの編集程度なら大丈夫。
結論:書式が消えるくらいならWordを買っておけ!!