【Windows 11対応】カーソルは動くのにクリックできない!9つの対処法と、やってはいけない操作

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マウスのカーソルは動くのに、クリックだけできない!と困っていませんか?

マウスが使えないと、パソコンを再起動しようにも「再起動」ボタンが押せない。途方に暮れますよね。

クリックできない症状の原因はいろいろありますが、実はマウス本体の故障であることは少なく、パソコンにインストールされているドライバや、裏で動いている常駐アプリに原因が潜んでいることがほとんどです。

おたばぶ

「マウス壊れた!買い替えなきゃ!」と焦る前に、この記事の順番で試してみて。マウスを買い替えなくても直ることが多いよ。

Windows 11やWindows 10、macなど使っているパソコンのOSによって対処の画面が少しずつ違うので、この記事ではWindows 11を基準に、Windows 10との違いも添えて解説します。

マウスが使えない状態でも、キーボードだけで操作する手順を全部の対処法に付けました。ぜひ参考にしてください。

目次

先に試してほしい3つ(これで直ることが多い)

9つの対処法を全部やる前に、まずこの3つを試してください。私のところに来る「クリックできない」相談の大半は、この3つのどれかで片付きます。

3つに絞った理由は、クリックが効かなくなる場所が「アプリ・接続口・電源」の3層に分かれるからです。マウスの信号はマウス本体→USBポートやBluetooth→Windows→アプリの順に流れていて、どこか1か所で詰まると「カーソルは動くのにクリックだけ届かない」という状態になります。この3つはその3層をそれぞれ最短で疑う手順で、どれも1〜2分で終わります。原因を突き止めるより先に手を動かした方が早いですよ。順番はそのまま「効きやすい順」なので、上から試してください。

1)Logicool(ロジクール)のマウスなら、Logicool関連のプロセスを終了する

Logicool(ロジクール)のマウスを使っているなら、これが一番怪しいです。

Logicoolのマウスは、裏でLogi Options+やG HUBなどの設定アプリが常に動いています。ボタンの割り当てやスクロールの速さを管理しているのがこのアプリで、便利な反面、Windowsの更新やスリープからの復帰のタイミングで固まることがあります。この常駐アプリが固まると、カーソルは動くのにクリックだけ受け付けなくなるという、この記事の症状そのものが起きます。カーソルの移動はWindows標準のドライバが担当し、クリックの加工はアプリが担当しているので、アプリだけ死ぬとちょうどこうなるんです。

やり方はかんたん。

  1. Ctrlキー+Altキー+Deleteキーを押して、タスクマネージャーを開く
  2. Logicoolに関連するタスク(Logitech Gaming Framework、LogiOptions+、G HUBなど)を「↓」キーで選んでDeleteキーを押す

これでLogicoolのバックグラウンドプロセスが終了し、クリックが復活する可能性があります。直ったら、Logicoolの設定アプリを一度アンインストールして入れ直しておきましょう。何度も再発するなら、アプリの自動起動を切ってしまうのも手です。

おたばぶ

実際に、私のG600が不具合を生じたときには、この方法でクリックが復活しました。

2)USBの差し込み口を挿しかえる

有線マウス、または無線2.4GHzのUSBレシーバーを使っているなら、別のUSBポートに挿しかえるだけで直ることがあります。

USBポート自体の接触不良のほか、USB3.0のポートにUSBメモリなどを挿していると、無線2.4GHzの電波と干渉してマウスの反応が悪くなることがあるからです。実際にASUS公式サイトでも、USBレシーバーはできるだけUSB3.0対応の機器から離すように案内されています。

挿しかえたあと、クリックが反応するか確かめてください。デスクトップパソコンなら、背面ポートから前面ポートへ移すだけで改善することもあります。挿しかえた瞬間にWindowsがドライバを読み直すので、ドライバの一時的な不調もこれでリセットされます。

3)電池を交換する・充電する

無線マウスやBluetoothマウスは、電池が切れかけているとカーソルは動くのにクリックが不安定になることがあります。「クリックが効いたり効かなかったりする」なら、まず電池です。

なぜカーソルは動くのにクリックだけ先に効かなくなるのか。電池が減ると、マウスは省電力のために信号の送信回数を減らします。カーソルの移動は多少の取りこぼしがあっても「少しカクつく」程度で済みますが、クリックは1回の信号が落ちるとそのまま「押していない」扱いになります。だから電池切れの初期症状は、カーソルより先にクリックに出るんです。

使用頻度が高いと半年〜1年で電池が切れることもあります。乾電池式なら新しい電池に交換、充電式ならしっかり充電してから、もう一度動作を確かめましょう。「まだ残っているはず」と思っても、いったん新品に替えて切り分けるのが早道です。

これで直らなければ、原因を絞りながら残りの対処法へ進みます。

マウスのカーソルは動くのにクリックできないときの原因

先に試す3つで直らなかった場合、原因をある程度絞ってから対処すると、無駄な手順を減らせます。

「カーソルは動く」ということは、マウスのセンサーとパソコンとの通信は生きています。つまり壊れているとしたら「クリックの信号」の部分だけ。そこで疑う順番は、パソコン側の問題 → 常駐アプリ → マウス本体の順です。

症状の出方で、だいたいの当たりはつけられます。「画面のどこをクリックしても全部効かない」ならパソコン側かマウス本体、「特定の場所だけ効かない」なら常駐アプリ、「強く押せば効く」ならマウス本体、という具合です。まず自分の症状が下の表のどれに近いかを見てから、当てはまる項目を読んでください。

スクロールできます
症状の出方まず疑う場所この記事の対処法
どこをクリックしても全部効かないパソコン側(ドライバ・ペアリング・エクスプローラー)1)〜4)・6)・9)
画面の一部だけ効かない・別ウィンドウが非アクティブになる常駐アプリ7)・8)
強く押せば効く/効いたり効かなかったりマウス本体(スイッチ・電池)5)・買い替え検討
Logicoolのマウスで、急に効かなくなったLogicoolの設定アプリ7)

Windows 11でクリックできない場合

Windows 11でクリックが反応しない原因として、パソコン側に以下の問題が起こっている可能性があります。

  • 何らかの理由でペアリングが切れてしまった
  • 何らかの理由でドライバが破損してしまった
  • 何らかの理由でドライバを認識していない
  • エクスプローラー(デスクトップやタスクバーを表示しているプログラム)に問題がある

Windows 11の場合、対処はペアリングの再設定と、ドライバの削除→再インストールが基本です。Windows 11はドライバの自動更新が積極的で、Windows Updateのあとにマウスのドライバが差し替わって不調になる、というパターンがWindows 10より目立ちます。心当たりがあるなら、まず対処法2)のドライバ削除から試すと早いです。

画面の違いとしては、デバイスマネージャーでの操作名が「デバイスのアンインストール」になっている点と、タスクマネージャーの右上に「タスクの再起動」ボタンがある点が、Windows 10と違うところ。手順は後半の対処法でひとつずつ説明します。

ペアリングをやり直す前に、自分のマウスがBluetoothなのか、USBレシーバーなのか、UnifyingやLogi Boltなのかが分からない人は、こちらで接続方式を確かめてから進むと迷いません。

Windows 10でクリックできない場合

Windows 10でも原因はWindows 11とほぼ同じで、ペアリング切れ・ドライバの破損や未認識・エクスプローラーの不調のどれかであることがほとんどです。

違うのは画面の文言だけ。デバイスマネージャーでドライバを消す操作は「削除」と表示され、タスクマネージャーには「タスクの再起動」ボタンがないので、エクスプローラーを選んでからShiftキー+F10キーでメニューを開いて「再起動」を選びます。

なお、Windows 10でこの症状が出たときに「Windowsのお知らせ(通知)が来たタイミングで起きやすい」という報告もあります。通知が出ている間はクリックが一時的に効かなくなるので、Escキーで通知を閉じてから試してみてください。

USBレシーバーとBluetoothの違いや、自分のパソコンでどちらが使えるのかを知りたい人はこちら。

画面の一部だけクリックできない場所があるときは常駐アプリの問題

画面の一部分だけクリックできない症状が起きているときは、常駐アプリが影響している可能性があります。

反応しない部分をクリックすると、ほかのウィンドウが非アクティブになる場合は、常駐ソフトが見えないウィンドウとして存在している可能性が高いです。

透明なウィンドウが画面の一角に居座っていて、そこをクリックすると「見えないウィンドウ」が手前に来る。だからクリックした先のボタンには届かないし、それまで使っていたウィンドウは奥に引っ込む。この動きが出たら、ほぼ常駐アプリで確定です。

特にチャットツールやセキュリティソフトなどのアプリを起動している場合は、常駐アプリを疑ってみましょう。Alt+Tabキーで開いているウィンドウの一覧を出すと、心当たりのないアプリが並んでいることがあります。画面の右下の通知領域(時計の左側)に並んでいるアイコンも、常駐アプリの一覧です。

クリックできないのではなく、カーソルが勝手に動く・ダイアログボックスに飛んでいく、という症状ならこちらの記事に近いです。

強く押さないと反応しない・片側だけ効かないならマウス本体の問題

クリックボタンを強く押さないと反応しない場合やまったく反応しない場合は、マウス内部のマイクロスイッチの接触不良や寿命がきてしまった可能性があります。

マウス内部のマイクロスイッチは、約2000万回から1億回クリックをしても長持ちするマウスがありますが、通電していない状態でクリックした回数による電気寿命があります。

特に長年使用しているマウスは、知らず知らずのうちに電気寿命が来てしまった可能性が高いです。左クリックだけ効かなくて右クリックは効く、あるいはその逆、という「片側だけ」の症状なら、ほぼスイッチの寿命。

パソコン側の問題なら左右まとめて効かなくなるのが普通だからです。スイッチの寿命なら、この記事の対処法を試しても直りません。買い替えか修理の判断へ進んでください。

クリックが効かないのではなく、1回押しただけなのに勝手にダブルクリックになる、という症状ならこちらの記事です。

マウスのカーソルは動くのにクリックできないときの対処法9つ

ある程度原因が絞れたら、以下の方法を順番に試してみましょう。

全部の手順にキーボードだけで操作する方法を付けています。マウスが使えない状態を前提にしているので、「クリックしてください」と書いてある手順は、キーボードの矢印キーとEnterキーで代用してください。

キーボード操作で覚えておくと便利なのは3つだけ。Windowsキーでスタートメニューが開き、Tabキーで画面の中の項目を順に移動でき、Shiftキー+F10キーで「右クリックメニュー」が開きます。

この3つを知っていれば、Windowsの設定画面はほぼ全部マウスなしで操作できます。上から順に試して、直った時点で止めてOKです。途中で直ったら、その手順が原因だったということなので、覚えておくと次回が早いです。

1)USBの差し込み口を挿しかえる

有線マウスの場合は、USBケーブルを別のUSBポートに挿しかえてみましょう。別のUSBポートに挿すことで、USBポート自体に問題がないか確かめられます。

無線2.4GHzのUSBレシーバーを使っている場合は、別のUSBポートに挿しかえることで改善する可能性があります。

また、USB3.0の差し込み口にUSBメモリなどの周辺機器を挿している場合、無線2.4GHzと干渉しているかもしれません。実際にASUS公式サイトでも、USBレシーバーを可能な限りUSB3.0対応のデバイスから離すように明記されています。

USBレシーバーを差し替えた後、マウスのクリックが正常に動くか確かめてみましょう。

2)デバイスマネージャーでマウスのデバイス名を削除して接続し直す

デバイスマネージャーの「ほかのデバイス」に「?マーク」や「!マーク」がついたアイコンがあったら、ドライバを削除し、パソコンを再起動すると自動的に新しいドライバがインストールされます。

「削除」と聞くと怖い気がしますが、マウスのドライバはWindowsが標準で持っているものなので、消しても再起動すれば自動で入り直します。

壊れたドライバを捨てて、新品のドライバに入れ替える作業だと思ってください。「?マーク」や「!マーク」が付いていなくても、マウスの項目を消して入れ直す効果は同じです。

以下の方法でドライバの削除を試してください。

マウスのドライバを削除する方法

  1. Windowsキーを押す
  2. 検索欄に「デバイスマネージャー」と入力してEnterを押す
  3. デバイスマネージャーを開き、キーボードの「↓」キー、または「↑」キーで選択
  4. 「?マーク」や「!マーク」がついたアイコンを選択し、Shiftキー+F10キーを押す
  5. メニューが開くので、「↓」キーで削除を選択
  6. 削除を選択した後は、Enterを押すと削除完了

Windows 11の場合は「削除」のメニューが、「デバイスのアンインストール」と表示されます。「デバイスのアンインストール」を選択してEnterを押しましょう。

キーボードでパソコンを再起動する方法

デバイスを削除した後は、以下の方法でパソコンを再起動してください。

  1. Ctrlキー+Altキー+Deleteキーを押す
  2. 右下の「電源アイコン」を「↓」キーで選択する
  3. 「電源アイコン」でEnterを押す
  4. 「再起動」を選択してEnterを押す

パソコンを再起動した後は、マウスが正常に動くか確かめましょう。再起動直後は、Windowsがドライバを入れ直すのに数十秒かかることがあります。起動してすぐにクリックが効かなくても、1分ほど待ってから試してください。

接続するだけですぐ使えるマウスは、標準ドライバで動作しているため、メーカーのHPからドライバをダウンロードする必要はありません。

3)マウスのドライバを更新する

メーカーのHPからドライバをダウンロードして使用するマウスの場合は、ドライバを再インストールしてみましょう。

マウスの底面や、箱に書いている「型番+ドライバ」で検索するとメーカーのHPでドライバをダウンロードできます。Logicoolなら「Logi Options+」、エレコムなら「マウスアシスタント」のように、メーカーの設定アプリがドライバを兼ねている場合は、そのアプリを入れ直すのが再インストールにあたります。

ダウンロードしたインストーラーは、エクスプローラーでファイルを選んでEnterキーを押せばキーボードだけで起動できます。インストール中の「次へ」ボタンも、Tabキーでボタンを選んでEnterで押せるので、マウスなしでも最後まで進められますよ。

4)ペアリングし直す

無線2.4GHzのマウスやBluetoothマウスを使っている場合、ペアリングが切れた可能性があります。

無線2.4GHzのUSBレシーバーのマウスを使っている場合は、デバイスマネージャーからデバイス名を削除してパソコンを再起動することで改善する可能性があります。

Bluetoothマウスは、購入した時と同じように、再度ペアリングをしなおしてみましょう。Windows 11なら「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「デバイス」から、今のマウスを一度削除してから「デバイスの追加」をやり直します。設定画面もTabキーと矢印キーで移動できます。マウス側は、底面の電源スイッチを一度切ってから入れ直し、ペアリングボタンを長押しするのが基本です。

5)マウスの電池を交換する

無線マウスやBluetoothマウスを使っている場合は、電池の残量にも注意しましょう。マウスの使用頻度が高い場合は、半年~1年程度で電池が切れることもあります。

電池が切れそうになっている場合は、クリックが正常に動かない症状以外にも、カーソルが正常に動かないといった症状が現れることがあります。

マウス本体に挿入している乾電池を交換して、正常に動くか確かめてください。また、充電式の場合はバッテリーを充電して動作を確認しましょう。100円ショップの電池は当たり外れが大きく、新品でも電圧が足りないことがあるので、切り分けのときはメーカー品の新品を使うと確実です。電池を替えても変わらなければ、電池は無実。次の手順へ進んでください。

6)エクスプローラーを再起動する

デスクトップのアイコンやフォルダ内のデータをクリックできないときは、エクスプローラーを再起動すると改善することがあります。

エクスプローラーは、デスクトップ・タスクバー・フォルダの画面を表示している、Windowsの土台のようなプログラムです。ここが固まると「デスクトップのアイコンをクリックしても反応しない」「タスクバーのボタンが押せない」のに、ブラウザの中はクリックできる、という妙な状態になります。この症状ならエクスプローラーの再起動が一番効きます。パソコン全体を再起動するより早く、開いているファイルも閉じずに済みます。

エクスプローラーを再起動する方法は以下のとおりです。

  1. Ctrl+Alt+Deleteを押してタスクマネージャーを開く
  2. タスクマネージャーの画面でTabキーや十字キーを使って「エクスプローラー」を選択
  3. 「エクスプローラー」を選択した上でShiftキー+F10キーを押す
  4. 「再起動」を選択してEnter
  5. タスクバーを含め、エクスプローラーが再起動する

Windows 11の場合は、タスクマネージャーの画面の右上に「タスクの再起動」があります。Tabキーや十字キーで選択できるので、同じようにEnterを押しましょう。

エクスプローラーを再起動したあと、クリックが反応するか確かめてください。

7)Logicoolのマウスの場合はLogicool関連タスクを終了させる

Logicoolのマウスの場合は、以下のようなバックグラウンドで起動しているLogicoolに関連するタスクやプロセスを終了することで改善することがあります。

記事の最初に書いた「先に試す3つ」の1番目がこれです。もう試していたら飛ばしてOK。まだなら、ここで試してください。

Logicoolの常駐アプリは、一般向けマウスならLogi Options+、ゲーミング向けならG HUB、古い機種ならLogicool OptionsやSetPointと、機種によって名前が違います。タスクマネージャーで「Logi」「Logitech」で始まる名前を探せば、どれかが見つかります。

バックグラウンドプロセスを終了する方法は以下のとおりです。

  1. Ctrl+Alt+Deleteを押して、タスクマネージャーを開く
  2. Logicoolに関連するタスク(Logitech Gaming Framework、LogiOptions+、G HUBなど)を選択してDeleteキーを押す

これによりLogicoolのバックグラウンドプロセスが終了し、マウスのクリックが改善する可能性があります。改善した場合はLogicoolのアプリを再インストールしてみましょう。

8)Windowsをクリーンブートで起動する

パソコンにインストールされている他のアプリが原因となっている場合は、クリーンブートで改善する可能性があります。

クリーンブートとは、Windowsに必要な最低限のサービスだけで起動する方法です。後から入れたアプリの常駐をいったん全部止めるので、「どれかのアプリが邪魔をしている」ときに、それを一発で確かめられます。クリーンブートで直れば犯人はアプリのどれか、直らなければアプリは無実、という切り分けです。

クリーンブートする方法は以下のとおりです。

  1. Windowsキーを押して、「msconfig」と入力してEnterを押す
  2. Tabキーで「システム構成」を選択し、Enterを押す
  3. Tabキーを数回押し、「サービス」を選択してEnterを押す
  4. Tabキーで「Microsoftのサービスをすべて隠す」を選択し、Enterでチェックを入れる
  5. Tabキーで「すべてを無効」を選択してEnterを押す
  6. TabキーでOKを選択し、Enterを押す
  7. パソコンを再起動する

この手順を行うことで、Microsoftのサービス以外のアプリを無効にした状態で再起動が可能です。

パソコンを再起動した後は、問題なくマウスのクリックが反応するか確かめましょう。

クリックできない問題が解決した場合は、他のアプリが原因となっている可能性があります。他のアプリを1つずつ起動して、クリックに不具合が出ているアプリを特定しましょう。

問題となっているアプリが見つかったら、そのアプリをアンインストールするのがおすすめです。切り分けが終わったら、同じ「システム構成」の画面で「通常スタートアップ」に戻すのを忘れずに。戻さないと、次回以降もアプリが起動しないままになります。

9)パソコンを再起動する

いずれの方法でも改善しない場合は、パソコンを再起動してみましょう。

「最初に再起動しないの?」と思うかもしれませんが、この記事で再起動を最後にしているのには理由があります。再起動で直るのは「一時的な不調」だけで、ドライバの破損や常駐アプリの衝突は再起動しても再発します。先に原因を潰しておけば、再起動は「仕上げ」になる。逆に最初に再起動して直ってしまうと、原因がわからないまま、また同じ症状に悩まされます。だからこそ、ここまでの手順を先にやっておく価値があります。再起動して直ったら、それで終わりで大丈夫です。

マウスを使わずにパソコンを再起動する方法は以下のとおりです。

  1. Ctrlキー+Altキー+Deleteキーを押す
  2. 右下の「電源アイコン」を「↓」キーで選択する
  3. 「電源アイコン」でEnterを押す
  4. 「再起動」を選択してEnterを押す

パソコンを再起動後に、マウスのクリックが反応するか確かめましょう。

やってはいけない操作:クリックできないときの注意点

焦っているときほど、やってしまいがちな操作が2つあります。どちらも「直す」つもりで「壊す」方向に進んでしまう操作なので、先に知っておいてください。

とくに1つ目の強制終了は、私の周りでも「マウスが効かないから電源長押しした→次に起動したら画面が真っ暗」という相談が何度かありました。

マウスが効かなくても、この記事の手順ならキーボードだけで正規の再起動ができます。電源ボタンは最後の最後まで押さないでください。

2つ目の分解は、「直せるかも」という気持ちはわかるのですが、開けた時点でメーカー保証が消えます。3,000円のマウスなら買い替えた方が安いし、1万円のマウスなら保証を使った方が確実。

分解して得をする場面は、保証がとっくに切れていて、しかも自分で直せる腕がある人だけです。

パソコンを強制再起動すると画面が真っ暗になって故障するリスクがある

パソコンの電源を長押ししてパソコンを強制終了すると、パソコンが故障する可能性があり、大変危険です。

パソコンの電源を切る際には、ファイルを閉じる処理や次回の起動時に必要な情報の保存など、さまざまな処理が行われています。そのため、パソコンを強制終了するとシステムが破損するリスクやパソコン本体にもダメージを与えてしまうことになりかねません。

特に、Windows Updateの最中や、ファイルを保存している最中に電源を落とすと、次の起動でWindowsが立ち上がらなくなることがあります。「マウスが効かない」が「パソコンが起動しない」に格上げされてしまう。それだけは避けてください。

パソコン自体がフリーズしてしまった場合を除き、なるべくキーボードを使ってパソコンを再起動するようにしましょう。

マウスの分解修理は保証の対象外となる可能性がある

Logicoolやエレコムなどのマウスメーカーでは、自力で分解して修理を行うと保証の対象外となってしまいます。

保証期間内であったとしても、メーカーの修理を受けられない可能性があるので、なるべく自力の修理は行わないようにしましょう。

「中のスイッチを接点復活剤で…」という情報も見かけますが、分解した時点で保証は消えます。しかも最近のマウスは、ネジがソール(裏の滑るシール)の下に隠れていて、剥がすと元に戻りません。

開けた痕跡が残るので、あとから保証を使おうとしても断られます。保証期間が残っているなら、まずメーカーサポートに連絡するのが結局いちばん安上がりです。

保証が切れているなら、分解より買い替えを。3,000円前後で十分な事務用マウスは選べます。

まとめ:カーソルは動くのにクリックできない症状は、ほとんど買い替えなしで直る

マウスのカーソルは動くのにクリックできない症状が出るときに、解決する方法はあります。原因によって対処法が異なるため、ひとつずつ試しましょう。

ただし、今回紹介した方法を試して直らない場合は、マウス内部のマイクロスイッチが故障している可能性があります。

保証期間内であれば無償修理となることが多い事例ですが、保証期間が過ぎている場合は有償修理となってしまいます。

たとえばエレコムの場合は、マウスの修理費用として最低でも1,645円かかります。ここからさらに製品によっては追加料金がかかったり、送料も入るため、3,000円~4,000円になってしまうことも。

そのため、実際に修理するよりもマウス自体を買い替えた方が安く済むことも少なくありません。

そんなあなたに当サイトでは、マウスのレビューを行っています。以下のリンクから見れるので、ぜひ買い替えの参考にしてください。

おたばぶ

おたよりとばぶのおすすめはエレコムのSHELLPHA!エルゴっぽい使いやすさと、カラバリの多さ、お手頃なお値段と三拍子揃った無線マウスです。

「強く押さないと反応しない」が続いているなら、マウスそのものが寿命なのかもしれません。買い替えどきのサインはこちらにまとめています。

クリックは直ったけれど、今度はカーソルが勝手に動く・ダイアログボックスに飛んでいく、という人はこちら。

1回押しただけで勝手にダブルクリックになる症状が出てきた人はこちら。

買い替えを決めた人は、まず手の大きさに合うサイズから。手の測り方とサイズの選び方はこちらです。

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