どうも、ばぶです。
ライターのみんなー、収入をアップしたいかー!!
よーし、ならば聞こう!「文字入力の速度ってどれくらいですか?」
ライターの文字単価や収入アップ法は、基本的なビジネスマナーから始まって、文章力や企画提案力、ポートフォリオの作り方など、いろいろな切り口があります。
でも、書くだけで精一杯の時に、そんなこと言われても難しいんですよね…。
そこでライター歴11年を超えるばぶが、今すぐに誰でもできる収入アップテクニックとしておすすめするのが、文字入力速度のアップです。
いいですか、原稿は入力速度より早く書けない!!
ではタイピング速度が収入に影響する理由と、タイピング速度を爆上げするポイントを解説していきます。
- Webライターを始めたばかりで単価が低い人
- 手っ取り早く収入アップさせたい人
- 物理的に原稿を書くのが遅い自覚がある人
タイピング速度はライターの基礎体力だ!
ライターの単価や収入をアップするテクニックは、あっちこっちで多数解説されています。
しかし、ライターを始めたばかりの方にとっては、どれも時間がかかるしハードルが高いものも多いのではないでしょうか。
そこで、ライター歴11年になるわたくしばぶは、初心者ライターさんにはまず「タイピング速度を強化し、物理の戦闘能力を上げる」ことを推奨しております。
文章力を身につけたり、専門分野や得意分野を作ったり、資格を取得したり、ブランディングによって付加価値をつけ、仕事の単価自体を上げるのはもちろん大切です。
しかし!!!!しかし!!!!!!!!
最終的にテキストを打つのは自分の指。
どれだけ文章力があっても、専門知識があっても、ぽちぽちとまるで五月雨のように文字を打ち込んでいては、執筆に時間が掛かりすぎるし収入も上がりません。
当たり前のことですが、指の動きを超えて現世に文字を打ち出すことはできないのです。
すなわち、物理は最強。
実績という名の装備がないなら、レベルを上げて物理で殴ればよい。
タイピング速度を上げるとどれくらい影響があるの?
1分間で200文字打てる自分と、1分間で400文字打てる自分、どちらが早く原稿を書き上げられるでしょうか?当然後者ですよね。
タイピング速度が上がると、シンプルに1日で書ける原稿の量が増えます。1.5倍で打てるようになれば、単純計算で収入は1.5倍です。わかりやすくていいですね!
参考までに、こちらが私の1日の入力文字数。原稿執筆が多い日は、入力文字数が3万文字~4万文字を超えます。
多く書く人は1日に1~2万文字の原稿を書く昨今。Webライターのスキルとしてタイピング速度の強化をしている人は、なぜかあまりいません。
しかし、低単価の案件でも効果的で収入を伸ばしやすいリソースを、なにもせずに腐らせておく理由はないですよね。
しかもクライアントに単価交渉をする必要のない、自分で収入を伸ばせる部分。早く原稿を書き終えれば、余った時間を別の案件獲得やスキルアップにだって使えます。
やらない理由がないですよね。
単価が低いうちだけでなく、単価が上がってからも、タイピング速度は効果的です。
資料探しの時間が少なく、手を動かしている時間の割合が多い得意分野を増やすほど、タイピング速度はかけ算でその効果を発揮します。
物理は最強なんだよ!ということでWPMを測ってみよう
WPM(Words per Minute)とは1分あたりの打鍵数のことです。
これはばぶのWPM計測の結果ですが、ばぶは大体1分間で530文字打てます。秒間8.8文字、大体思考と同じ速度でタイピングできます。
平均WPSは250~300くらいみたいです。300超えてれば上等。500以上になるとプロのタイピストの世界です。
ということで、まずは現在の自分のタイピング速度を計測してみましょう。
自分のタイピング速度がわかったら、さっそく速度向上対策です。
タイピング速度を上げるために必要な2つのもの
この2つを変えるだけで、タイピングがびっくりするくらい速くなります。
- かな漢字変換システム(IME)
- キーボード
これだけでOK。笑っちゃうほど執筆速度が上がるので、まずは騙されてみてください。
なんでこの2つ?と思うかもしれません。
しかし、指の動きをパソコンに伝えるキーボード、そしてそれを変換して文字入力するIME。この2つを整えずして、タイピング速度なんざ上がるわけがないのです。
Webライターとして稼ぐなら、ATOKを使おう
ATOKは歴史のあるかな漢字変換システム。なんと世の中にハードウェアのワープロが存在していた頃から存在する、IMEの長老です。
ATOKの特徴は長文の予測変換に強いこと。長い文章でも、文節や文脈を判断して、適切な言葉に変換してくれます。
変換精度も高く、さまざまな分野に対応した専用辞書が追加できるから、専門用語の変換率も高い。
さらに学習機能のレベルも高いので、固有名詞や癖のある用語もすぐ覚えてくれます。
執筆中、長文を打ち込んで変換すると、誤変換にイライラすることありませんか。誤変換を直してもう一度変換して…を、繰り返すと、入力速度はどんどん下がっていきます。
だがしかし!ATOKはやさしいママのように、そんなストレスを軽減してくれます。
さらにATOKは誤入力の補正や誤字の修正を自動でやってくれる!!「tっよとミス」とか打っても「ちょっとミス」としれっと修正しておいてくれる!!オギャりそう。
簡単な校閲機能も付いているから、文法的におかしな文章を打ち込んだときは知らせてくれます。
ついでに広辞苑を始めとした、日本を書くなら欠かせない辞書類が付いてきます。「これ、どういう意味だっけ…」と悩まずに済むのも便利。
ATOK Passportの年間プレミアムは7,920円(税込)と決して安くないけど、ストレスなく日本語入力ができて誤変換も少ないから、記事作成の速度が上がって楽になります。
指の動きにあうキーボードで入力速度爆上がり
キーボードは打ち方によって指の動き方の癖が違います。
というわけで、おすすめはメカニカルキーボードです。
安いメンブレン使い倒して指の付け根が腱鞘炎になった私が言う、間違いない。
メカニカルキーボードは押している途中でキー入力を受け付けてくれるので、素早く打ち込んでいる時に、「いっtkました。」のように打ち込んだはずの字が飛びにくいんです。
また、好みの打ち心地の軸を選べるので、より自分にあったキーボードが選びやすいんですね。
ただし、お高いです。正直、お高いです。中華製の安いやつでも5~6000円はします。
代わりにめちゃくちゃ長持ちです。ばぶのキーボードは10年ぐらい使ってます。
メンブレンの1000円キーボードを使い潰して頻繁に買い替えるよりコスパがいいので、予算がない人はひとまずエレコムのゲーミングキーボードを買いましょう!
タッチタイピングを習得する
タッチタイピングができないと、入力速度は格段に落ちます。
Webライターでキーボードからの日本語入力ができないという人はほとんどいないと思いますが、タッチタイピングが苦手という方はたまに聞きます。
そこで、効率のいいタッチタイピングの習得の仕方を伝授しましょう!
タッチタイピングを始めると、最初はすごく速度が落ちます。しかし、そこでくじけたら試合終了です。強引にブラインドタッチを続けることで、最短3日、長くても1週間で体が覚えます。
タッチタイピングを覚えると、画面を見ていなくても文章が打てるようになります。紙や別画面の資料を見ながら執筆することもできちゃうんですよ。
ホームポジションを覚えるためにシールを貼る
キーの上にシール貼ったら見えないじゃん!!と思うかもしれませんが、どうせキーボードを見ずに打つので気にしなくてイイです。
ということで、まずはホームポジションを覚えましょう。
キーボードには最初から、人差し指の位置を示す突起がついています。ここに人差し指を置き、左はASDF、右はJKL;が、JIS配列(日本語配列)キーボードでのホームポジションです。
そこで指で触ってホームポジションが分かるように、ASDKL;の6つのキーにも、絆創膏やメンディングテープを細切りにして貼り付けます。
この画像の白いキーを、キーボードを見ずに指先の感覚でわかるようになりましょう。スペースは左右の親指で、エンターは右手の薬指や小指で打ちます。
手の大きさやキーボードのサイズによって打ちやすさは変わります。
教科書的な「正しいキーの打ち方」よりも、ホームポジションを守りながら手に負担のかからない指で打つことが大切です。
ゆっくりでも絶対にキーボードを見ずに打つ
タッチタイピングを始めると、最初はキーボードを見ていたときより格段に速度が下がります。
ミスタイプが増えて相当にじれったいですが、ゆっくりでも画面だけを見て入力をがんばりましょう。
指先の感覚でどのキーを打っているかわかるまで、手元を見ない我慢強さが上達の分かれ道です。
指先にホームポジションのシールが触れたら、シールの感触を頼りに、キーの配置を覚えていきましょう。
ちなみに、最初からタイピングゲームをやると、誤入力が多くて心が折れます。
おすすめはTwitterです。まずはTwitterで誰かとリプのやりとりをすると、ちょうどいい練習になります。
私はTwitterのない時代、ICQやWEBチャット全盛期に、一晩で10万文字のチャットを打ちまくって覚えました。
結局楽しい方が早く上手くなるので、誰かとおしゃべりしながらブラインドタッチを身に着けるのがおすすめです。
最初は時間がかかりますが、1週間程度でタッチタイピングが体になじみます。
少々の初期投資と1週間程度の我慢で、ずっと続く収入アップバフを手に入れよう
タイピング速度の向上は、誰にでもできて効果が出るまで早く、ずっと収入に利いてくるスキルアップです。
多くの人はキーボードとIMEを換えるだけでも効果があるので、是非試してみてください。特にキーボードは劇的です。一度いいキーボードを使うと、もうやすいメンブレンのキーボードには戻れない体になります。本当に。
Webライターにとって、キーボードとIMEは仕事の相棒ともいえる存在。しっかり投資してタイピング速度を強化すれば、あっという間に取り戻せる金額なので、ここで渋らずどーんと入れていきましょう!