【Webライター】ライターが月収100万円って、本当に稼げるの?って疑問に答える

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答え:月100万円以上稼ぐライターは実在する。お前が同じくらい稼げるかどうかは知らん。

なぜ実在すると言い切れるか。理由は簡単、ばぶの父がそうだったからだ。

御年81歳のばぶ父は、日本のデジタル黎明期、プログラミング言語など存在しないパンチングシート時代からのごりっごりのシステムエンジニアで、エンジニア向けの技術書をバリバリ書いていたライターでもあった。

私が産まれる前、昭和40~50年代に雑誌の原稿料と書籍の印税で、月100万円ほど受け取っていた男がばぶ父だ。

さて現代に戻って、Webライターははたして月収100万円を稼げるのか?という話。

ライターが月収100万円を稼ぐのに必要な要素とロードマップについて、仮説で立ててみよう。

ばぶは最大瞬間風速以外で月収100万円を達成したことがないので、これはあくまで仮説だ。「違うしwww」ってミリオネアは、そっと現実を教えてやってくれ。

「書く」だけで100万円のハードルは高いんだわ…

月収100万円を稼ぐにはなにが必要なのか

ド直球で言うと、ライター以外のビジネスで月100万円稼げる人は、ライターでも月100万円稼げる

逆に言うなら、他の業務である程度の収益を上げる才覚がない人間が、ライターで100万円を達成するのは、相当に厳しいものがあるだろう。

残念ながらフリーランスの世界には、ワンチャン大逆転のドリームは存在しない。目標を定めたら、こつこつと積み上げて成果を拡大していくのが、唯一にして最短だ。

いきなり頭角を現したように見える人も、裏ではその瞬間を待って死に物狂いで努力している。

それを踏まえて、他のフリーランスの立ち回りなんかも見ながら、ライターが月収100万円を稼ぐのに必要な9つの要素を推測していこう。

1
一に文章力、二に文章力、三四も五も、四の五の言わずに文章力!!!

卓越した熟練の執筆スキル

まずこれがないと、ライターとしてお話にならない。絶対にして最強のスキルだ。文章力がなくては、ライターとして月収100万円を稼ぐサクセスストーリーが始まる前に終わってしまう。

さて、唐突に「ライターの名前を挙げて」と言われて固有名詞が出てくるのは、大概「独自の文体と表現力で、読者の心を掴む文章が書けるライター」ではないだろうか。

彼ら、彼女らは、取材力や分析力、企画力、マーケティング知識などを持った上で、各自それぞれの主戦場に合わせた柔軟な執筆スキルを持っている。

そろそろ気付いただろうが、Twitterやnote、ブログなどなどで語られるライターのノウハウやテクニックは、そもそも、「一定水準以上の文章力がある」ことを前提にしている。世知辛えな…。

ライターとしてひとかどの存在になりたい!!そして月収100万円!!というなら、まずは執筆スキルを徹底して磨く必要がある。

2
ニーズはあるが代わりがいない=価値が高いって話

独自の専門知識や資格

市場のニーズが高い分野の専門知識や資格があるライターは、押し並べて高単価だ。E-E-A-Tが重視される昨今、YMYL分野の資格と実務経験がセットになっているライターは尚良しだ。

YMYLに限らず、特定の分野に対する知識・造詣が深く、精通しているライターは、専門家としてのニーズがある。もちろん専門家は数多いるが、ライターの強みは専門知識を読者のニーズに合わせて噛み砕ける文章力だ。

そして、専門家としてブランディングすれば、書くだけでなく監修という仕事も増やしていける。

もちろんフリーランスには専門性を持たないマルチプレイヤーなライターもいるし、それなりの収入を得ている人も多い。

だが、ライターで100万円超の高収入!!という目標があるなら、手段をライター業務の実績を伸ばすことだけに固執せず、市場ニーズを調べて専門分野を絞り、関係する資格を取ったり実務経験を積んだ方が話が早い

3
どんな人間も1日は24時間しかないんだなあ…

効率的な時間管理

稼げる人間は、なべて時間の使い方が上手い。時間を消費することはあっても、浪費することはない。

時間を効率的に管理し、一定の期間内に高品質のコンテンツを提供できる。つまり、時間単価がとにかく高い。

かといって、だるだるしたり遊んだりしないわけではない。そういう余暇まで含めてスケジュール管理をしているわけだ。

緩急を付けたライフスタイルの中で、興味関心を持った事柄を貪欲に吸収し、仕事にアウトプットしていく。間違ってもばぶのように暇さえあればTwitterに張り付いて「ケツがかゆい」とか呟いていない

効率的なスケジュール管理は、クライアントとの良好な関係を維持するのにもいい。余裕があると、大概のことは柔軟に対応できる。

4
自称コミュ障は大体、無自覚に相手に接待されたいだけのクズ(例:ばぶ)

コミュニケーション能力

ライターはとにかく、人とコミュニケーションを取らなきゃいけないことが多い。

取材のアポ取ったり、関係者に連絡したり、クライアントや編集者と記事の要件やフィードバックをやり取りして、仕事を進める必要がある。

納期も使える時間も限られている。効率的に、効果的に、端的に、内容を整理整頓して無駄なくメッセージのやり取りをして、円滑なコミュニケーションを取る能力が求められる。

ここで求められているのは、お互いの時間を無駄に使わずに、必要な情報を的確にやり取りすることができる能力だ。

「おしゃべり大好き交流大好き~♡」は別にコミュ強じゃないし、仕事で求められているコミュニケーション能力ではない。

5
実るほど頭を垂れる稲穂かな…謙虚な人ほど怖いんだわ

自己改善への意欲

「今」のニーズに自分をあわせることは、生き残りに重要な影響を及ぼす。

ライターに限らず、自分のスキルを磨き続け、時代や業界のトレンドに適応する意欲を保てることも、フリーランスが高収入を維持するために必要なステータスだ。

トッププレイヤーとして走り続けるには、飽くなき技術的なスキルの向上、積極的な新しい分野の研究、弛まぬスタイルの洗練が欠かせない。

これに関しては具体的な実例がいる。90年代の大ヒットアニメ「セイバーマリオネット」のキャラクターデザインをしたことぶきつかさ氏だ。

氏のイラストはあらいずみるい氏と並んで、90年代アニメ絵としてよく例に出されるくらい特徴があった。そして言うまでもなく、1990年代後半のアニメ・ラノベ界隈を席巻したトップイラストレーターの一人だ。

そして現在。時代に取り残されない絵柄の進化と変遷を経ながら、アニメ版機動戦士ガンダム THE ORIGINのキャラクターデザインや、ジャケットデザイン、スピンオフのコミカライズを手がけている。

言わんやライターをや。

ジャンルやトレンド、読者に好まれる文体、よく使われる端末や媒体を敏感に捉え、自分の軸はぶらさないよう芯をしっかりと押えながら、柔軟に進化する必要がある

6
正直、スペックだけあってもこれで負けたら売れないのよ

営業戦略

自分のスキルを売り込むための効果的な営業戦略が必要だ。なぜなら、ほとんどの場合において、どれだけ優れていてもその分野でオンリーワンというわけではないからだ。

自分のブログやnoteで発信し、魅力を伝えるポートフォリオで売り込むのは、もはややっていない方がおかしい。SNSでの宣伝はもちろん、クライアントとのネットワーク構築や、セミナーなどの開催による知名度の向上も大切だ。

自分の専門分野において、○○といえばこの人と言われる立場を目指して、様々な戦略を立てて、計画的に物事を進めなければならない。

100万円と言わなくても、稼ぐライターの多くが、自分自身の経歴やスキルなどの手札を掛け合わせ、掛け算で最大の効果が出る戦略を常に考え続けている。

自分と実力差がない、もしくは実力では勝っている相手に営業で負けるのは、単純に戦略の差が大きい

7
書くだけで100万円達成とかハードル上げすぎるなよ…な?

多様な収入源の確保

正直、執筆だけで安定して月収100万円以上を稼ぎ出すのは難しい。考えてもみて欲しい、20日稼働だとして日給5万だ。それに相当する報酬の案件をどれくらい抱えられるだろうか。

ということで、執筆だけでなく、関連する分野で収入を得る方法を模索し、確保しなければいけない。マーケティングやコンサルティング、いろいろなセミナーの開催、執筆指導、そしてアフィリエイトブログ。Kindleや紙の書籍の出版もある。

特に、アフィリエイトブログと書籍は積み上げ型の資産として、ライター界隈ではよく知られている。

クライアントワークだけで100万円を目指したところで、クライアントの事情に振り回されることは避けられない。その案件は、永続ではない。

クライアントワークは30万くらいを目指し、有料セミナーの開催や個別指導、サブスクサービスの提供などから30万、書籍やアフィリエイトから30万。あと+10万は資産形成で積み増しを目指すのが現実的だ。

8
露出をあげて見せまくれ、見られてなんぼの仕事だ

プラットフォームの活用

noteやブログを活用して自分の文章を広く公開し、SNSで拡散して、より多くの人に読んでもらうことが重要だ。稼げる人ほど、スキマ時間を使ってnoteやブログを書き、SNSで宣伝し、頻繁に更新して読者を集めている

メディアプラットフォームやライティングコミュニティを活用して、自分の文章を広めることで、仕事を得る機会にもなる。

「私はこれを書いている」とアピールすることは、営業戦略の面でも大切だ。

クライアントは数多いるライターの中から依頼先を探している。その時、「私はここにいて、あなたが欲しいものを書いているぞ!」と声をあげる人から先に売れていく

見初められるのを期待して白馬の王子様を待っているやつは、そのまま朽ち果てる可能性の方が高い。

9
方向修正は早いほど傷が広がらなくていい

定期的な見直しと評価

自分のキャリアや収入の状況を定期的に見直し、適切な評価を行うことで、収入を最大化する方法を洗い直す習慣も大切だ。

今上手くいっているからといって、ずっと上手くいくとは限らない。実は時流から少しずつはずれているのに気付かないまま、ゆるやかに下り坂になっている可能性すらある。

そういう状況を機敏に捉え、素早く方向修正をして上り調子に戻す敏感さも、高額を稼ぐライターに必要な要素だ。

自分のスキルや専門知識に対する適切な価格設定を見直し、新たな収入源の開拓を検討しよう。場合によっては案件の取捨選択や仕切り直しも必要だ。

駆け出しから長く付き合っているからといって、ずっと安い単価設定で受注している案件はないだろうか。今の自分の実力や評価に見合った設定は、自分だけでなく、業界全体にも大切だ。

多分、これ以外にもいろんな要素があるんだと思うんだよ…

月収100万円へのロードマップ(推測)

では、具体的に月収100万円を稼ぐにどうすればいいのか。いろいろなケースを観察しながらの推測で仮説のロードマップを作ってみた。

あくまで私の観測範囲での話なので一例に過ぎないが、悪くない線を行ってるんではないだろうか。

そもそもばぶの場合、100万円を超えた月はブックライティングの報酬が3~4冊分重なったとか、超デカい案件の支払い月が被ったとか、コンスタントな収入増ではない感じなので、推測で補わせて欲しい。

まず、最低限以下の3つを揃える必要がある。

[jinr_simple_iconbox4]
  1. 高単価の案件が取れる執筆スキルと、フリーランスの基本技能
  2. ニーズが高い分野で価値を訴求できる執筆実績か、資格や実務経験
  3. それなりの数のファンを持ったSNS
[/jinr_simple_iconbox4]

実績ゼロ経験ゼロ、SNSもなしの状態から、なにも持っていない人間が「私には100万円の価値がある!」と言ったところで、誰も相手にはしてくれない。

世知辛いけど、お金はお金を産む実績がある奴のところに集まるのだ。

noteとSNSでブランディング

まずはライターの自分がそこにいるということを、周囲に認知して貰おう。恥ずかしがるな、遠慮なくアピールしていけ。

大切なのは、発信する内容に方向性と軸を持つことだ。

雑多な内容を思い付くまま発信している雑記系は、相当に文章力があって本人がコンテンツになり得るほどおもしろい人間でないと見向きもされない。(ばぶ調べ)

顔と名前を露出して、バンバンやっていこう。もちろん出さなくてもできる人は多いが、出してしまった方が早い。私は人前出るのが嫌いだから、顔出ししないけどな!

横につながる

ネットワーキングは、実はすごく重要だ。

他のライターや業界関係者と積極的に交流することで、新しい機会や情報を得ることができ、仕事の獲得にもつながる。

なにかを始めるとき、巻き込める人が多いと、大きなことができる。当然、大きい金も付いてくる。

発信しながら、積極的に自分から声を掛けていこう。

自分に関心を持って声を掛けられたり、フレンドリーにされたりすることが嫌な人間は、あんまりいない。おたばぶは興味ない相手に辛辣だけど気にするな、レアケースだ。

スペースやセミナーで露出を増やそう

Twitterのスペースや無料のセミナーなどを開催して、発信と露出を増やしていこう。

定期的に露出しながら、質問に対する回答のまとめを作ってnoteなどで発信することで、固定のファンを作るだけでなく、新しい流入も増える。

露出するときは、自分自身のブランディング戦略に沿って行動しよう。意識的に専門分野に向かって先鋭化することが大切だ。

この段階では直接金を稼ぐのではなく、信頼と知名度を稼ぐことに極振りしていこう。

最初は数人しか見てくれなくても続けていくことに意味がある。ここで心が折れる奴が多い。折れなかった奴だけが生き残って勝ち筋を掴む。

Kindleで出版したり、noteでメンバーシップを作ろう

そろそろマネタイズのターンだ。

noteなどでまとめてきたものを清書してKindleで出版したり、noteのメンバーシップを活用しよう。Twitterで始まったサブスクリプションもいいだろう。

同時に、セミナー実績や出版の実績を元に、今までよりも上のレイヤーのクライアントに売り込みを掛けていこう。

このあたりまでくると、次第に声掛けを受けることも増えてくる。請けられる仕事はどんどん請けて、指名案件の実績を積み増ししていこう。

仕事を横に広げていこう

書く以外の仕事も増やしていこう。セミナーや講師、ライティング指導などの仕事のメニューを増やし、売りに出そう。才能によっては、マーケティングやデザインなどの関連分野を広げるのもありだ。

「こういう仕事も始めました」と言うことで、今まで頼みたかったんだけど…という客が案外ポコポコ出てくる。

一方で、昔からのファンも大事にしておこう。ずっと付いて来てくれる熱烈なファンは、得がたく大切な存在だ。

依頼される案件が増えてきたら、自分も依頼する側になるのもいいだろう。書くだけでなく、ディレクションや編集ができると、一気に仕事の幅と量が増える。

企画を持ち込み、稼ぐシステムを作る側にシフトしていこう。

ビジネスのアイディアを形にしやすくなってくる。思い付いたら周りを巻き込み、相談して次々スタートしてもいいだろう。

1~5のサイクルを回しながら軌道修正

仕事が増えて稼げている分野はそのまま伸ばしていこう。逆に、上手く伸びない部分については、原因を分析して軌道修正しよう。その分野で上手くやっている人を観察して、やり方を学ぶのも大事だ。

場合によってはセミナーや個別の添削を受けて現状と体感の差をキャリブレーションしたり、営業戦略のコンサルやキャリアパスのカウンセリングを受けるといいだろう。

第三者目線から現在の状況を客観的に評価して貰うのは、健全な営業を続けるためには欠かせない。

適宜、新しい情報やスキルのキャッチアップをして行く

現状に慢心したら終わりだ。常にアンテナを張り巡らして、新しい情報を取り入れ、スキルアップを続けよう。

ある程度のブランディングが終わったら、サブブランド的に次々と新しいことを始めるのもいい。

立体的な戦略で勝負するしかねえんだ、我ら凡人だからさ…

換金能力を上げれば手が届くかもしれない

とまあ、推測でロードマップを書いてみたが、私も別にコンスタントに月収100万円勢ではないので、本当は違うかもしれない。

教えてミリオネア。

とりあえず、私はこれを途中までやってそれなりの収入に到達したので、続ければいずれ手が届くんじゃないかと思う。ただ、個人では正直厳しいし辛い。私もおたよりさんがいなかったら、現状すら無理だった。

大きい金を動かすには、ずば抜けた才能か人手か、その両方が必要になってくる。

ただ、個人でも最大化の努力自体はできる。掛け算だ。

自分の持っている手持ちのスキルや経験、実績を立体的に組み合わせ、大きく使う方法を常に考える。こいつが大事だ。

持っている要素をただただ縦に積み上げていたら、到底100万円には届かない。たとえ届いたとしても、細く高くぐらぐら揺れる積み木の塔だ。いつ倒れるかわからない。

いろいろな要素を立体的に組み立てたブランディングと営業戦略が、収入の壁を突破する鍵に違いない。

ということで、「すごく文章が上手くて、魅力的で、人付き合いが嫌いじゃなくて、理知的に戦略を組み立てられる人」ならライター業だけで月収100万円行くんじゃないかな!

実際に毎月100万円以上ライター業で稼いでる人、実態について教えてたもれ。

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