iPhoneからWindows11に写真を転送する方法

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わたくし、iPhoneやiPadで写真データをパソコンに転送する方法で悩んでいました。

ブログに掲載するための写真をクラウドストレージにアップロードして…クラウドストレージからパソコンにダウンロードして…。いやいや、USBケーブルを使って有線で接続する方法も…。

どの方法もめんどくさいんよ。

ところが!

2022年11月のWindowsアップデートで、フォトアプリに「iCloud フォト」が統合され、もっと気軽にiPhoneの写真データをWindows11のパソコンに取り込めるようになりました。

ということで、iPhoneからWindows11のパソコンに写真データを転送する方法を紹介します。

2022年12月現在、Windows11のみ検証済みです。
Windows10でもできると情報をいただきましたが、当ブログでは未検証です。

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iPhoneからWindows11に写真を転送する方法

Windowsボタンから「フォト」を開く

タスクバーにあるWindowsボタンをクリックします。
検索バーに[フォト]と入力し、フォトアプリを開きましょう。

iCloudアプリをインストールする

次に[iCloud フォト]をクリックして、[Windows用iCloudを取得]をクリックします。

すると、こんな画面が開くので、緑のボタンをクリックしてダウンロードしましょう。
ダウンロードが終わると、勝手にインストールが始まります。

iCloudアプリにApple IDとパスワードを入力する

インストールしたiCloudアプリを開き、Apple IDとパスワードを入力してサインインします。

確認コードを要求された場合は、iPhoneに通知が飛んできます。
iPhoneに表示される6桁の数字を入力すればログインができます。

iCloudとパソコンで同期するデータにチェックを入れる

iCloudとパソコンで同期したいデータにチェックを入れます。
写真を同期したい場合は、[写真]にチェックを入れ、右下の適用ボタンを押します。

フォトにiPhoneの写真が表示される

フォトアプリにiPhoneの写真データが表示されました。

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iPhoneからWindows11に写真を転送するときの注意点

初期設定だけで手間がかからないので、めっちゃ便利と思うかもしれませんが、デメリットもあります。

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  • 写真を使用する場合は、ローカル保存が必要
  • 写真の削除をするとき、パソコンからのみ削除される
  • 常駐するiCloudアプリを終了する方法がやや面倒
[/jinr_simple_iconbox3]

1.写真を使うときはローカル保存が必要

フォトアプリで転送した写真データを編集したり他のファイルに挿入する場合、ローカル保存が必要です。

たとえば、この写真をペイントで切り抜きたいと思ったら、パソコンのフォルダにダウンロードしてから利用しなければなりません。

これは、iPhoneからデータを転送しているわけではなく、実質クラウド上のデータを閲覧しているからです。しかし、クラウド上のデータを閲覧している性質上、パソコンのストレージに膨大なデータが増えないのは良いですね。

2.写真の削除はクラウド上のデータと連動しない

iPhoneの写真データを削除する場合、パソコンで見えているデータのみ削除されます。

たとえば、写真を1枚削除した場合、パソコン上からは削除されますが、iPhoneやiCloudからは削除されません。

そのため、iPhoneやiCloudの写真データの整理をする用途には向いていません。

整理する場合はiPhoneを操作して削除するか、iCloudにログインして削除するしかない点に注意しましょう。

3.常駐するiCloudアプリを終了する方法がやや面倒

Windows11のフォトアプリでiPhoneの写真データを転送する方法には、厄介な点があります。

それが、iCloudアプリを起動すると常駐アプリになってしまうことです。

タスクマネージャーを確認すると、使用メモリは80MB程度。重すぎることはありませんが、常駐アプリはなるべく増やしたくないものです。

iCloudアプリを終了する方法を探してみたのですが、タスクバーのアイコンから終了できない仕様になっていました。サインアウトすると終了するのでは?と思ってやってみたところ、サインアウトしても常駐するのでダメでした。

いまのところ、常駐するiCloudアプリを終了する方法は以下です。(2022年12月時点)

常駐するiCloudアプリを終了する方法
WindowsボタンからiCloudを検索

Windowsボタンをクリックして、iCloudアプリを検索します。
見つかったら、[アプリの設定]をクリックします。

iCloudの設定画面をスクロールして[終了]ボタンをクリックする

アプリの設定画面で下の方にスクロールすると、[終了]という項目があります。
[終了]ボタンをクリックすれば、iCloudの常駐アプリを終了できます。

あと、タスクマネージャーから強制終了すれば良くね?と思うかもしれませんが、これには理由があります。iCloudアプリだけでなく、数種類の関連タスクも同時に起動しているからです。

こんな感じ。

上記の方法であれば、これらの同時に起動している関連タスクも丸ごと終了できます。

でもめっちゃめんどくさいから右クリックのメニューに終了ボタンつけてくれ、林檎。

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まとめ

ブラウザでiCloudにいちいちログインして写真データをダウンロードしていたのですが、複数の写真をダウンロードすると自動でZIPファイルになるのでめんどくさかったのです。

iCloudアプリが必要とはいえ、iPhoneで撮った写真を気軽にパソコンに送れるようになるのはかなり便利です。

Windows11をご利用の方は、ブログや仕事の写真を転送するのにぜひ使ってみてください。

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この記事を書いた人

なるべくミニマルに生きたいオタク。
FF14と運動が好き。
ばぶのお仕事の編集、マネジメントをしています。

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