Webライターが気になったニュース 2022年8月版

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2022年8月におたよりとばぶちゃんが気になったニュースです!

目次

Googleのアルゴリズムアップデート

2022年8月18日(現地時間)にHelpful Content Updateの告知がありました。

まだ英語圏での適用ということで日本ではあまり話題になっていないものの、海外では結構話題になっている模様です。

2022年2月、ポール・グレアムが自身のブログで語った「Google Search Is Dying」という記事が大きな話題となりました。

Googleの検索よりも、アメリカの掲示板サイト「Reddit」の検索の方が良く使われているという話です。

日本でもGoogle検索で有益な情報がなかなか出てこなくなったことから、「ググれカス」という言葉から、「ググってもカス」という言葉が生まれました。

一体どうなることやらと思っていたのですが、ようやく告知が来ました。

実際どうなるの?ざっくりまとめだけ知りたい人向け

結論から言うと、人の役に立たないコンテンツは検索上位に上がってこなくなります。

アップデートはいつ適用されるの?

英語圏では、2022年8月22日の週になる可能性。

英語圏の英語のコンテンツのみに適用する予定ですが、他言語にも拡大して適用されるかもしれません。

以下の項目に当てはまるとヤバイ

・コンテンツは人間向けではなく、検索エンジンに媚を売っていないか?

・いろんなコンテンツが検索結果の上位に上がってくるように、同じメディアでいろんなジャンルを書いていないか?

・自動化ツールなどを使って、コンテンツを書いていないか?

・トレンドだからという理由でコンテンツを書いていないか?

・そのコンテンツを読んだ読者が、もう一度検索する必要があると感じさせるような内容か?

・Googleには推奨文字数があると聞いて、特定の文字数を意識して書いていないか?

・専門知識がないのに、検索トラフィックが稼げると考えてニッチなジャンルに参入していないか?

・商品や映画など、リリース日が告知されていないのに、リリース日を示唆するなど、実際に答えがないコンテンツを作っていないか?

など。

今後気を付けなければならないこと

・役に立たないコンテンツが全体的に多いと判断されたサイトは、個々のページだけでなく、サイト全体に影響する。

・役に立たないコンテンツがある場合は、削除するか、サイトと別の場所へ移動することを検討した方が良い。

・専門知識や深い知識を持っている人がコンテンツを書いたり、インタビューや監修を駆使してコンテンツの信頼性を高める。

・すべての記事が同じことを言っているなどを検出するなど、AIが識別能力を向上している。そのため独自の視点から語られるコンテンツが求められている。

などなど。

気になるJohn Mueller氏の発言

2022年8月2日時点で、Google社のJohn Mueller氏はこのように発言していました。

端的に言うと、以下のような感じ。

  • SEOブログを読むのをやめて、ユーザーに役に立つことを書こう。
  • 【2022年版】QWERTYのベストウィジェット17選みたいな寄せ集めの記事を書くな。
  • 上位表示させるための対策が色々あるのはわかっているが、それでもページ内のテキスト情報が大切。
  • SEO目的のリライトはやめよう。役に立たないコンテンツは削除しよう。文字数を稼ぐコンテンツも削除。
  • アフィリエイトリンクを使うことは大丈夫。しかし、他の人の商品を販促するだけのコンテンツになってはいけない。真剣に自分ならではのものをコンテンツで表現しよう。

ということだそうです。

SEOライターさんには、かなり影響が大きそうな話です。

日本で適用されるのはもう少し先になるかもしれませんが、一応念頭に置いておくに越したことはないでしょう。

https://sampo-note.net/webwriter/basic-seo-for-beginner-bloggers/

ATOKが記者ハンドブック第14版に対応

待ちわびたぞーーー!!ATOK!!

ATOKが、記者ハンドブック第14版に対応しました!!

6年ぶりに改訂された記者ハンドブックは、第13版と比べて「ジェンダー平等への配慮」、「異字同訓」の使い方が、より分かりやすくなりました。

ATOKも記者ハンドブック第14版に合わせて、変換時にわかりやすく用例や説明を補足してくれます。

ありがとうATOK…ずっと対応しないのかと思ってた…。

校閲オンライン講座「それって正しい? 間違ってる?本の校閲とファクトチェック」 8月28日(日)に開講

信憑性が高い記事を書くために、情報収集は必要不可欠。

しかし、人間ですからどうしても間違いも出てくるもの。

そういったときに校閲がどういうところをチェックしているのか教えてくれる、毎日新聞社が主催している講座です。

以前、ミスから学ぶ校閲オンライン講座を受講したのですが、毎日新聞社の現役校閲担当者の講座とあって、「そういうところを見ているのか!」と、すごく参考になるしクオリティが高かったです。

本の執筆はやらないんだけど…というWeb専門のライターさんも、きっと得るものがあるはず。是非受講してみてはいかがでしょうか。

国立国語研究所が「講義「日本語の表記―指針と実態―」(柏野和佳子)/言語学レクチャーシリーズ(試験版)Vol.17」の動画を公開

Webライターをしていると、いつも表記ゆれに悩まされたことはありませんか。

「一人」でも「ひとり」でもどっちでもええやん…みたいに考えたことありますよね。

いやいや、表記ルールにはちゃんと従います。

そういう迷った時の基準として役に立つのが、記者ハンドブックや国立国語研究所の指針です。

試験版とありますが、かなり実用レベルで解説してくれる動画なので、Webライターの皆さんは一度は見ておくことをおすすめします。

まとめ

今回、かなり衝撃だったのがGoogleのアルゴリズムアップデート。かなり影響出そうですね。

憶測が飛び交っているので、適用後、英語圏でどのようになっているか見守りたいと思います。

あと校閲オンライン講座「それって正しい?間違ってる?」――本の校閲とファクトチェックは、私も受講します!

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この記事を書いた人

なるべくミニマルに生きたいオタク。
FF14と運動が好き。
ばぶのお仕事の編集、マネジメントをしています。

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