【文章の書き方ならこれ1冊】Webライターの文章の書き方は論文から学べ!

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こんにちは、おたよりです。

なんとなくWebライターはじめてみようかな~

Webライターはブログやるといいって聞いたからやってみようかな~

と考えている人は、真っ白なメモ帳を目の前にして何を書いていいのかわからなくなっていることだろう。

そんな時に、

「Webライターになってみたいけどどんな文章を書けばいいのかわからない」

「Webライター向けの本を読むにしても、あまり予算がないからたくさん本は買えない」

と悩んでいないだろうか。

ぶっちゃけて言うと、検索で出てくるような「Webライターが読むべき本〇選!」みたいなWebライター向けの本は、まーーーーーじで私には参考にならなかった

じゃあ何を読めばいいの?と思った人にこそ読んでほしい、論文の本を読め!って話をします。

今回はこんな話。

  • Webライターが文章のルールを知るためには論文の書き方を読め!
  • 読んでほしいページとつまづきやすいポイント
  • 読んだだけで学んだ気になるな!文章の練習法で身につける
目次

Webライター初心者は、論文の書き方を読め!Webライターが書くべき文章のルールがそこに詰まってる

そもそもWebライティングに限らず、仕事もゲームもルールも知らずに始められない。

こういったとき、まずは文章のルールを知るべきだ。

そこでガチ初心者の当時、ハイハイして歩いてるバブバブ赤ちゃんみたいな私は、論文の本を探して、この本にたどり着いた。

なぜ論文の本?Webライター向けの本とは教え方が根本的に違う

え?論文の本?と思われるかもしれないが、これには理由がある。

「図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法」をおすすめする理由は以下の3つ。

  • 大体のWebライター向けの本はいきなりSEOの話から教えられる
  • 参考になる文章の書き方の本は実は別ジャンルにある
  • Webライターが書いている文章は、論文構成で書かれている

1.大体のWebライター向けの本はいきなりSEOの話から教えられる

まず1つ目の理由は、SEOの知識から叩き込まれるWebライター向けの本は不向きだということ。

ガチの初心者は熟練者が想像するよりずっと最初の方でつまづくので、文章を書く基礎知識がない状態でWebライター向けの本を読もうとすると、かなり頭が混乱する。

文章を書けないときに、藁にもすがる思いでWebライティングの本を読んでみるとどうだろう。

検索ワードが~…
Googleの検索上位に上がってくる方法は~…

いきなりSEOの話をすな。

SEOとか知らんがな!!

まずは目の前の真っ白なメモ帳を文字で埋めるところから知りたいんだよ、初心者はよ。

こういうことがわりとまぁまぁな確率で起きるので、基本的な文章のルールを学んでからWebライター向けの本を読んだ方が良い。

2.参考になる文章の書き方の本は実は別ジャンルにある

2つ目の理由は、文章の書き方の本は内容がとてもふんわりしていて、結局何をすればいいのかわからない本になっていることがあるということ。

2つ目の理由は、本当に参考になる文章の書き方本は別ジャンルにあるということ。

文章の書き方の本の中でも1981年に出版されて以来、良書と語り継がれる「理科系の作文技術」という本があるが、実はこの本も文章の書き方の本棚にない

小説や自伝のジャンルにひっそりと置いてあることが多く、表紙も華やかではないためかなり目立たない場所にいる。

一方、文章の書き方とうたっている本についてはどうだろう。

文章の書き方は〇〇で…(内容ふんわり)
こういうところに気を付けて書けば…(内容ふんわり)

で、結局何書けばいいの?

めっちゃFUNWARIしてるやん…。

こんなことになりがちなので、別ジャンルの本棚を探した方が良書が出てくることが結構ある。内容はよく吟味してから購入した方がいいだろう。

3.Webライターが書いている文章は、論文構成で書かれている

3つ目の理由は、Webライターの文章のほとんどは「結論」⇒「理由」⇒「具体的な方法」⇒「結論」という構成で書かれているということ。

この文章構成、実はたくさん使われている場面がある。

論文だ。

こ、これだーーー!!!

特に論文の本の特徴は、結論から先に書くということや、順序立てて文章を書く具体的な文章の書き方が掲載されている傾向にある。

具体的な手段や再現性がないことを、論文には書けないからだ。

Webライター初心者に参考になるページがたくさん!一節一節が短く、イラスト付きで読みやすい

こちらの本、理工系と書いてあるからかなり難しい本なんじゃないかと思うが、実はそうでもない。

理工系でなくても読めるよう、かなりマイルドに書かれている。

ココ壱番屋の10辛カレーと思ったらカレーの王子様だったくらいマイルド。

イラスト付きで一節一節が短いので、読書が好きじゃない人が読んでも時間はかからないし、自分が参考になりそうな箇所だけ読んでも構わない。

私が主に参考になったのは以下のページなので、このページだけ読んでみるのもいいだろう。

1-3.大事なことは早く書く

最初はどんな文章を書いたらいいんだろう?と内容の方向性につまづきがちだ。

まず、本書では基本形である、結論から先に書くというルールを最初に学ぶ。

最初に結論を言ってしまっては、後が続かないのでは?と疑問が出てくると思うが、この点についてもP.71で以下のように解説されている。

主題の概略を早く示して、文章全体について興味をもってもらうための情報を開示せよ、ということです。読む「きっかけ」となる材料は早く開示せよ、ということを意味しています。

福地 健太郎 著,園山 隆輔 著,「図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法」,翔泳社,2019年02月06日,Kindle版,P.71

1-5.読み手は先を予測しながら読んでいる

時々、インターネット上の記事を見て、この文章読みやすいなぁ、と思ったことはないだろうか。

本書では、「読みやすい」とは何か?に対して、明確な正体が明かされている。

読みやすさという感覚で考えたり、うまく説明できなかったりするのものには、以下のような特徴があるという。

自分で読んでみてもそれほど読みにくいとは思えない文章なのに、他人に読んでもらうと「なんだか読みにくい」と言われてしまうことがあります。

(中略)

そこで念頭に置いていただきたいのが「予測」です。

読み手は文章を読みながら、それまでの内容を手がかりにして、その先の展開を予測しています。

福地 健太郎 著,園山 隆輔 著,「図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法」,翔泳社,2019年02月06日,Kindle版,P.46,P47

この予測をコントロールする方法についても書かれているので、このページは非常に参考になった。

1-7.読み手が同じことを再現できるように書く

「結論」⇒「理由」⇒「具体的な方法」の「具体的な方法」について。

具体的な方法を解説するにあたって、なぜこの部分が重要なのかを以下のように解説している。

文章を読んだ他の人がその調査や実験を同じように実施してみて、同じような結果が得られるのであれば、その結果の信頼性は高まります。

福地 健太郎 著,園山 隆輔 著,「図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法」,翔泳社,2019年02月06日,Kindle版,P.58

読む人に解決法を解説するタイプのお役立ち記事を書く場合、こちらのページを参考にしてほしい。

2-2.基本は「導入・本論・展開」の三部構成

難しく見えるが、要は「結論」⇒「理由」⇒「具体的な方法」のことだ。

文章が書けないとつまづいている人にとっては、主にここが主題となるだろう。

これについて、各要素ごとに具体的にどんなことを書けばいいのか?という内容を解説してくれている。具体例を交えて解説してくれているのでじっくり読むだけで参考になる。

「導入」はその文章がどんな内容を扱っていて、どこにどんなことが書いてあるのかを示すことで、読み手がその文章を読むべきかどうかを判断できるようにする役割を持ちます。

福地 健太郎 著,園山 隆輔 著,「図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法」,翔泳社,2019年02月06日,Kindle版,P.74

3-2.「なぜ」の不足:理由を補って主題の立ち位置を明確にする

「結論」⇒「理由」⇒「具体的な方法」⇒「結論」の「理由」の部分を解説するページ。

最初で特につまづきやすいのは、理由の解説なしで話が進行しまうことだ。

特に「書き手の常識は読み手の非常識」という考え方は理由を解説するにあたって重要な部分。読みやすさにも直結するので読んでおいて損はないだろう。

以前、海外の人と子育ての話をしていたときに「うちの子は最近、毎日お風呂で数を数える練習をしているよ」と言ったら、「なぜお風呂で?」と聞かれたことがありました。考えてみれば湯舟に浸かる習慣がなければ、体をよく温めるために子供に数を数えさせるという風習もないはずです。

福地 健太郎 著,園山 隆輔 著,「図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法」,翔泳社,2019年02月06日,Kindle版,P.132

4-2.とにかく書いてみる

文章を書く仕事をするなら、とにかく書くのが重要。

下手でも書くことって大切なんだなぁ。

「学生の文章指導を長く続けていると、こうした「文章が書けない人」はある弱点を共通してもっていることに気がつきます。それは、「そもそもまず書いていない」ということです。

福地 健太郎 著,園山 隆輔 著,「図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法」,翔泳社,2019年02月06日,P.147

本を読んだだけで学んだ気になるな!学んだことは実践して身に着けろ!

初心者のうちにやりがちなのが、本を読んで学んだ気になることだ。

本で学んだことは結局、自分の手で実践してみないことには意味がない。

とにかく書け!って言われても何を!?どうすれば!?となった時は、次の方法を試してみてほしい。

1.お役立ち系の記事を検索する

まず、検索で出てくるページなら何でもいい。

「スマホ 壊れた」とか「ミネラルウォーター おすすめ」とか、なんならこのブログの記事でやってもらっても構わない。

2.どれが「結論」、「理由」、「具体的な方法」なのか、抜き出して箇条書きにする

次にその題材にしたページで、どれが「結論」、「理由」、「具体的な方法」なのか、要点だけを箇条書きにする。

この時、ノートに手書きしても、パソコンのメモ帳などに打ち込んでも構わない。

3.これを繰り返し続ける

この段階が結構つらい。

特に自分の身についているのかわからないから挫折しがち

しかし、これは基礎体力をつけるまでの筋トレみたいなものだと考えてほしい。

20~30記事ほど繰り返すと、Webライターが書いている文章がどういうルールで書かれているのか?というのが、だいたい理解できてくるはずだ。インナーマッスルがついているのと同じ感じ。

しかし、時々そのルールに沿っていないものも見つかるかもしれない。その時は新たな発見としてノートやメモ帳の端に書いておくのも良い。

私は100記事くらいやって、めちゃくちゃ基礎体力が身についた。

まとめ

Webライターやブロガーを目指す人はWebライター向けの本や文章の書き方の本を手に取ってしまいがちですが、本当に役立つ情報は意外と別ジャンルの本にあったりする。

たまには本屋さんで別ジャンルの本棚に足を運んでみるのもどうだろうか。

新しい発見があるかもしれない。

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この記事を書いた人

なるべくミニマルに生きたいオタク。
FF14と運動が好き。
ばぶのお仕事の編集、マネジメントをしています。

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