「ブログを始めてみたけど、書けることが浮かばない」「なんでほかのブロガーは書ける内容がいっぱい浮かぶの?」と疑問に思っていませんか?
実は稼いでいるブロガーは、変わったジャンルや情報に精通している人でなければできないような記事を書いているわけではありません。
1つのネタからたくさんの記事を書く方法を知っているから、ネタ切れにならないのです。
このスキルは決して難しい技術ではありません。
ブログで稼げる1つのネタから複数の記事を書くスキルを持っておけば、あなた自身が持っている家事や仕事、趣味のことでも記事にしてお金に換えることができます。
あなたがしっかりお金を稼げるブログを作りたいなら、ぜひこの記事でネタ切れの対処法を身につけてください。
そこで今回はライター歴12年以上の私が、今までブログをやったことがない方に向けて基礎の基礎から丁寧に教えます。
- ブログでネタ切れしてしまう原因
- ブログのネタ切れに困ったときの対処法
- ブログのネタ切れに困らない稼げるネタの集め方
- ブログで稼ぐなら何記事くらい書くべき?
といった内容を解説するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
ブログでネタ切れしてしまう原因
そもそもブログでネタ切れしてしまう原因は、1つのネタに対して1つしかアイデアが浮かばないからです。
たとえば、「お風呂の水垢を掃除する方法」というネタで、記事のアイデアはいくつ思い浮かびますか?
おそらく「お風呂の水垢を掃除する方法」というタイトルで、掃除用品や手順を紹介する記事を書くくらいしか思い浮かばなかったのではないでしょうか。
このようにネタが思い浮かばない理由は、1つのネタから複数のアイデアを出す方法を知らないからなのです。
ブログのネタ切れに困ったときの対処法
ブログのネタは見せ方を変えるだけで、1つのネタから無数の記事を作れます。
ここでは、ブログに使える5つのテクニックについて詳しく解説します。
1.問題から切り取ってみる
1つ目は、読者が抱える問題や悩みから記事を書く方法です。
「掃除する時間がない」「掃除のやる気が出ない」「仕事がクビになって不安」という悩みに、解決方法を提案する記事です。
たとえば、「お風呂の水垢を掃除する方法」というネタであれば、以下のような記事が書けます。
- 掃除する時間がないときにたった10分でお風呂がピカピカになる方法
- お風呂の水垢が原因で肌荒れしてしまった私が試した効果的な掃除法
- お風呂の水垢が気になる!100円ショップで買えるものだけでお風呂をキレイにする方法
メリット
悩みや問題から書く方法を使うと、1つのネタから無数に記事が作れます。
「掃除する時間がない」「掃除のやる気が出ない」「仕事がクビになって不安」という、よくある悩みに合わせてさまざまなバリエーションの記事が書けるため、ネタに困りません。
さらにブログのキーワード選びにも困らないメリットもあります。
Googleの検索では「掃除 面倒」「掃除 やる気出ない」というような悩みに関するキーワードで検索する人が多いからです。
悩みに関するキーワードは、穴場となっているキーワードが多く、初心者でも検索上位を狙っていけます。
初心者でも穴場キーワードを見つけられるため、まずこの切り口から書いていくのがおすすめです。
書くときのポイント
問題から切り取る手法を使う場合は、以下のようなポイントに注意して書きましょう。
- 自分が抱えていた問題や悩みをリアルに書く:抽象的な内容や漠然としたものでは読者に読んでもらえません。自分の悩み事や解決策を具体的に書くことで、同じ悩みを持っている人からの共感を得られます。
- 解決策は誰でもできるように書く:難しかったり面倒な方法では読者があきらめて読むのをやめてしまいます。なるべくかんたんな方法で読者が再現できる方法を書きましょう。
最後は読者にアクションを促すことが重要です。
たとえば、「今すぐ試してみてください」や「この方法でお風呂掃除を楽しくしましょう」など、読者に何かしらの行動を取らせるような言葉を入れるとさらに効果的です。
2.比較してみる
2つ目は、商品に焦点を当てて比較する方法です。
旧来の製品と新製品を比べたり、
YouTubeで複数の商品を比較している動画を見たことはありませんか?動画のように、商品の違いを紹介したり、ほかの商品を比べた記事を発信することで読者に読んでもらえます。
たとえば、「お風呂の水垢を掃除する方法」というネタであれば、以下のように書いてみることができます。
- お風呂の水垢掃除!市販の掃除用品と手作りの洗剤を比較してみた。
- お風呂の水垢掃除を自分でやったときと掃除業者に頼んだ場合、時間はどれくらい違う?
メリット
私もこの方法をやってみましたが、日常的にいろんな商品を購入している方におすすめです。
洗剤を使いまわした経験や、いろんな掃除方法を試した経験などを記事にできるので、情報を持っていればすぐに記事にできます。
この比較記事のメリットはほかにも、商品名を2つ入れたキーワードで検索する人が多い傾向があるため、キーワードを選ぶときにも使えます。
たとえば「焼肉 カルビ ロース 違い」というように、「商品名2個+違い」「商品名2個+比較」というキーワードからも記事を作っていけます。
書くときのポイント
比較記事では、以下のようなポイントに注意して記事を書くと良いでしょう。
- 比較する対象は同じカテゴリやレベルにする:「市販の掃除用品」と「手作りの洗剤」、「自分でやる」と「掃除業者に頼む」など、同じ種類や規模のものを比較するのがおすすめです。
- 比較する基準は明確かつ客観的にする:「掃除効果」と「コスト」、「時間」と「手間」など、読者にとって重要な要素や指標を比較すると良いでしょう。
比較する記事を書く場合は、わかりやすく伝えることが重要です。グラフや比較表、写真などを使うと読者に伝わりやすくなりますよ。
3.体験談にしてみる
3つ目は、あなたの体験を記事にする方法です。商品のレビューや、使ってみた、やってみた系の記事が体験談にあたります。
たとえば、「お風呂の水垢を掃除する方法」というネタであれば、以下のように書いてみることができます。
- 私がお風呂の水垢に試してみたこと3選
- お風呂の水垢にクエン酸を使ってみた!
メリット
Googleの検索でも「商品名+レビュー」「悩み+使ってみた」という記事は、よく検索されるキーワードです。
検索される回数が多いため、検索上位に表示できればアクセス数を稼ぎやすくなります。
読者が口コミから商品を買ってくれるケースも多く、収益にもつながりやすいメリットがあります。
私も体験談の記事を書いていますが、中でも読者からの反応が良かったのが体験談。
自分の体験や感想を語ることで、定期的にブログを読みに来てくれる読者が増えたので、ブログにファンがついてくれる可能性も上がります。
書くときのポイント
体験談を記事にするときは、以下のようなポイントに注意して記事を書くと良いでしょう。
- 自分の体験は正直に書く:商品を使ってみた感想や口コミは読者が特に気にする情報です。メリットやデメリットも含めて語ると読者からの信頼が得られます。
- 写真や動画を使う:レビュー系の記事では、実際の商品画像を見たいという読者が多いです。服や靴、ガジェットなど、現物がある商品なら、さまざまな角度から撮った写真も掲載するとSEOの順位も上がります!
4.ランキング形式にしてみる
4つ目は、ランキング形式にしてみる方法です。商品の情報や解決方法など、自分の主観でランキング形式にする手法です。
たとえば、お風呂の水垢を掃除するテーマなら以下のような記事が書けます。
- お風呂の水垢に効果的な洗剤のランキング
- お風呂の水垢が落ちやすいスポンジのランキング
メリット
ランキング形式は、商品を売りたいときに効果的な手法です。
商品を購入しようと考えている人が、口コミや星の数などの他人の評価を意識してNo.1の商品を買いたくなってしまう心理が働くからです。
Googleでも「モバイルバッテリー+ランキング」「掃除機+ランキング」などで検索されがちです。非常に検索ボリュームも大きく、検索からアクセス数を増やせます。
書くときのポイント
ランキング形式で記事を書くときは、以下のようなポイントに注意して記事を書きましょう。
- 順位をつけた理由を書く:読者としては順位をつけた理由が気になります。読者にとって重要な要素や指標を基準にして理由を書くと、納得度が上がります。
- 順位をまとめて分かりやすく伝える:順位と比較表があると、そこで読者の目が留まります。機能面や価格なども一緒に明記して読者がわかりやすいようにすると効果的です。
5.Q&A形式にする
5つ目は、Q&A形式にしてみる方法です。よくある質問や疑問を、一問一答で記事にすることで読者が気になる情報をまとめられます。
たとえば、お風呂の水垢を掃除するテーマなら以下のような記事が書けます。
- お風呂の水垢にクエン酸が効くって本当?クエン酸の3つのメリット
- お風呂の水垢を放っておくとヤバイ?放置するときの3つのリスク
メリット
Q&A形式は、ユーザーの悩みの解決という面から非常に評価されやすい形式です。
ほかの記事でも最後の方に「よくある質問」といった見出しを挿入することで、網羅性という面からも評価されやすいメリットがあります。
SEOで順位を上げたいけどどんなことを書けばいいのかわからない…といった方におすすめです。
書くときのポイント
Q&A形式で記事を書くときは、以下のように記事を書くといいでしょう。
- 読者から質問を募集する:ある程度、読者がいる状態であれば読者から質問を募集するのがおすすめです。質問に回答する形式で記事を書くことで、ブログのネタに悩むことが無くなります。
- 仕事でよく聞かれることをネタにする:身近な人から質問されるということは、わからなくて困っている人が検索している可能性が高いです。積極的に記事のネタにしていくとネタに困りません。
ブログのネタ切れに困らない稼げるネタの集め方
ブログの見せ方はネタ切れに役立ちますが、どうしてもネタ切れになってしまうときもあります。
そんな時でもブログを書き続けるために情報の集め方を教えます。
他の人のブログを見てみる
ネタがないときは、あなたと同じジャンルのブログを書いている人のブログを参考にするのもひとつの手段です。
ビジネスにおいてライバル店を参考にするように、ブログでもほかの人のブログを参考にするのは定石です。
ほかの人のブログは先輩でもあり、同時にライバルです。同じジャンルで先輩のブログの方が稼げているのであれば、「ほかの店が繁盛している」ことと同じです。
ほかのブログとあなたのブログを比べて、読者の関心がある記事やブログの方向性を見直してみると良いでしょう。
その人たちのブログからは、以下のことを中心に分析しましょう。
- どんな記事や言葉が人気があるか
- どんなことに興味や困りごとがあるか
- どれくらいのペースで更新しているか
- どんなふうに書いているか
ただし、ほかの人のブログをそのままコピーしてはいけません。Googleからペナルティを受けて、ブログが検索結果に出てこなくなってしまうからです。
他の人のブログを参考にするときは、以下のことに気をつけましょう。
- あなたの言葉で書くこと
- どこから引用したか書くこと
- あなたならではの目線や工夫を入れること
SNSをチェックする
SNS(FacebookやTwitterなど)をチェックすると、ブログのネタになる情報がたくさんあります。
SNSでは、以下の内容を中心に情報収集すると良いでしょう。
- いま何が流行っているか
- どんな感想や意見があるか
ブログで稼ぐなら何記事くらい書くべき?
ブログのネタ切れに困らなくなったところで気になるのが、何記事くらい書くべきなのかということでしょう。
結論から言うと、ブログ記事の書き方で大きく変わります。
ブログで収益を得るまで、100記事書いても収益化しない人もいれば、10記事程度で収益化できる人もいます。
このように大きく差がついてしまう原因は、主に商品が売れる書き方ができるかどうかです。
読者はブログや企業のホームページにかかわらず、ありきたりな文章では商品を買ってくれません。
たとえばポストに入っているチラシをほとんど読まずに捨ててしまうのではないでしょうか。それくらい、読者は自分に関係ない文章を読んでいないのです。
読者に商品を買ってもらうためには、ただ商品の魅力を伝えるだけでなく、読者に興味を持たせるセールスライティングという書き方が必要です。
セールスライティングは一朝一夕では身につきません。
私もセールスライティングを身につけるまでに1年半はかかりました。
しかし、この記事を見ているあなたに特別にセールスライティングを学べる本を教えます。
それがこのセールスライティングハンドブックです。
ただし、このセールスライティングハンドブックを読めばすぐに身につくわけではありません。
この本を読みながら、あなたが手を動かし続けることが成功への近道です。
努力の方向を間違えずにブログを書き続ければ、必ず身につきます。
ほかのブログと圧倒的な差をつけてブログを収益化するなら、セールスライティングのスキルを身につけておきましょう。
ブログのネタ切れは5つの見せ方で解決できる!
この記事では、お風呂の水垢を掃除する方法というネタを例に、以下の5つの見せ方を紹介しました。
- 問題から書く:読者の悩みに対して解決策を書く
- 比較:商品に焦点を当てて、メリットやデメリットを明確にする
- 体験談:自分の体験や感想を語り、写真や動画を使う
- ランキング形式:人気の商品を順位や理由とともに紹介する
- Q&A形式:よくある質問と回答を集めて、読者の疑問や不安を解消する
ブログのネタ切れに困ったら、見せ方を変えるだけで、同じネタから無数の記事を作れます。
ブログ運営で稼ぐには時間がかかりますが、正しい知識でコツコツ書いていけばブログの運営は決して難しくありません。
ブログを書けば書いた分だけアクセス数アップにつながります。どんどん書いていきましょう!