確定申告が終わった!!終わったわ!!!
どうも、毎年毎年3月は地獄絵図になるばぶです。こんにちは。
絶対ライター界隈で「確定申告大好きー♡一生やってられる~~♡」とか言う奴いない、絶対いない!!断言する!!
そんなわけで、毎年3月15日に駆け込むクソ野郎の私は、今年も1年分貯め込んだ領収書と戦った…と思ったか?
実は、2021年の後半からはキャッシュレス化したおかげで、作業量半分!!羨め、ひれ伏せ!!
ADHDあるあるな、「ポケットの中でぐしゃぐしゃにしたレシートが何者かわからんが、多分経費…」も難なくクリア!!
毎年、1月頃にくしゃくしゃにしたレシートを前に頭を抱える同志よ。これだけやっとけばめっっっっっっっちゃくちゃ楽になるから!!ボタンぽちーーで終わるから!!
はい、まずここからスタート。
今、キャッシュレス化推進されてるしね!クレジットカードか、交通系電子マネーか、QRコード払い、大体どこでも使える。
使えないところは…田舎に来るとまあまああるけど…まあ、なかったことにしよう、そんな店はなかった。いいね。
キャッシュレス化するとなにが便利って、すべての支払いの記録を家計簿アプリや会計ソフトで読み出して、自動的にまとめられる。
日々の仕事用サブスクの支払いも、お付き合いで送ったお中元やお歳暮も。全部勝手にデータ化されて保存されてくれるから、あとは確定申告の前に仕訳をするだけでいい!
すげーな…なんで私早くこれをやらなかったんだろうな…。現金至上主義はやめました。
バイバイ、財布の中にたゆたう謎のレシートたち…電子の海にお帰りなさい…。
はいここ!!テストに出るよ!!!
キャッシュレス化しても、事業用の経費と私用の買い物が混じると、仕訳データがカオスになり、逆に地獄絵図が悪化する。
ここをしっかりわけておかないと、大げさじゃなくこの世の地獄だ。
下手にキャッシュレス化したばっかりに、逆に「コンビニの買い物と事業用の消耗品費がまざっとる…この支払いはどっちじゃ!!!レシートレシート!!」ってことになるんだよ。
はい、やりました。
Freeeやマネーフォワードの事業用カードを申請してもいいが、とりあえず手持ちのカードでわけてもOK。
大事なのは経費として申告する支払いが「事業用の経費」としてまとまってることだ。
私は楽天カードをメインの私用カードに、追加カードを事業用カードにしてる。
5000ポイントにつられたなんてそんな…いやだって5000ポイントって5000円だぜ…。ちょっと贅沢な肉が食えちゃう…。
「よっしゃキャッシュレス化したらレシート捨てていいんだ!!」と思った人。はーい!
ごめん、NGです。
電子帳簿保存法では、
①電子帳簿等保存は、「電子的に作成した帳簿・書類をデータのまま保存」することです。具体的にいうと、自分が会計ソフト等で作成した帳簿や決算関係書類などを「電子データのままで保存する」ことを指します。
②スキャナ保存は、「紙で受領・作成した書類を画像データで保存」することです。具体的にいうと、相手から受け取った請求書や領収書などを、スキャニングして保存することです
③電子取引データ保存は、「電子的に授受した取引情報をデータで保存」することです。具体的には、領収書や請求書といったように、紙でやりとりしていた場合にはその紙を保存しなければならない内容をデータでやりとりした場合には「電子取引」に該当し、そのデータを保存しなければならないというものです。
https://mirasapo-plus.go.jp/hint/17457/
と定めている。
つまり「レシートや領収書、請求書は電子データにして保管しておけ」ということ。
受け取ったレシートは捨てられねえんだ、「これいつのなんだっけ…」と思っても捨てずに、スキャンして保存しておこう…うっ…。整理しなくていいだけマシ…。
スマホで取り込むとき、おすすめなのは百均で売ってるA5ぐらいのクリアフォルダ。挟んで伸ばせば、ぐしゃぐしゃにしやったレシートもキレイに撮れる!
ADHDの弱点は継続的なルーチンワーク。毎日家計簿付けるの無理じゃん?小遣い帳も挫折したじゃん?
そこで、アプリを使ってめんどくせえ日々の経理を自動化だ。
いろいろなアプリがあるが、特にこだわりがなければ、私はマネーフォワードMEをおすすめする。とにかく工数を徹底して下げるのに特化している。
特筆するべき機能が、家計簿アプリのくせに確定申告に使うか選べるってところ。ついつい日常の買い物と混ざりがちな消耗品費や、家賃や水道光熱費の家事按分も、アプリ上で処理できる。
確定申告のとき、「これ…どっちだ…」って悩む時間がほとんどなくなるからめっちゃ楽。
毎月500円かかるけど、6000円払って来年2月に7割終わってるのと、ケチって半泣きで仕訳するの、どっちがいい?って話なので。
マネーフォワードMEは、連携して読み込めるサービスがめっちゃ多い。
「うちのメインバンク地方銀行だから対象に入ってない…」とか、「地元の信金ないんだが?」ってことは、ほぼ起きない。
たまにサービス側のシステム更新に巻き込まれて読み込めなくなることもあるが、大体長くても2~3週間で対応してくれる。いやEdyは2カ月ぐらい止まってたな…?
UIも見やすく、予算設定ができたり、使いすぎを警告してくれたり、確定申告に使いたい支払いをチェックしたりとなかなか便利。
難を言うならサービスから読み込んだデータを分類するAIがちょっとお馬鹿さん。
とはいえ、こっちで指定すれば以後はそれに沿って分類してくれるので「お??また間違えたな?殺すぞ?」ってことはまあまあなくなる。
無料で使えるけど、家計簿も仕事の経費も分類しつつバリバリ使うなら月額500円の有料プランがオススメ。
確定申告をする時にマネーフォワードMEからデータを引っ張ってきて仕訳ができる。超楽。
ものすっごくニッチだが、メインバンクを三菱UFJにしている人はMableが便利だ。
なにが便利って、通常の口座の他にもう一つ、使い分け用の口座を手軽に作れる。
そしてアプリ上でぱっぱとお金をわけたり、使い分け口座に紐付けされたデビットカードを発行もできる。貯金用や経費用、その他理由を付けて一つ手軽な口座が欲しい人にはもってこい。
あとMoneyTreeと連携して、いろいろな決済情報を引っ張れ、自動的に分類してくれるから、ざっくり把握したいだけの雑な家計簿でOKという人はほぼフルオートなMableがおすすめだ。
ちなみに「Mable(メイブル)」と読むらしい。まぶるとか読んでごめんな。
フリーランスで開業しといて、会計ソフト導入してねえ奴、いねえよなあ!?
個人事業主で開業してる人だと、大体「Freee」か「マネーフォワード」じゃないかな。弥生のクラウドとかもあるけど、小規模な個人だとあまり見かけない印象。
両方使った経験からどっちがいいのかズバリ言うと、「取引規模が小さく、一人でざっくり経理処理したいならFreee」「家計簿管理も管理したいしがっつり経理やるならマネーフォワード」ってところ。
FreeeのほうがシンプルでUIがわかりやすく、一人で経理処理や請求書の管理するのに適してる。
一画面に経理に関するすべての機能が集約されてるから、「あの機能はどこ、どこにある…」ってことも、まずまあまあ起きない。
経理処理に不慣れな初心者でも、なんとなくふんわり確定申告の提出までできる。
難点は、APIが対応していないサービスがそこそこあること。
私がFreeeをやめた理由の一つが、メインカードとメインバンクのAPIに非対応だったことだ。いちいちCSVアップロードするの面倒くさかったんだよね。
一方のマネーフォワードは、個人でもそれなりに取引規模が増えたり、取引先が多かったり、会計士に外注してたり、経理担当者がいる中小零細企業向け。
確定申告、請求書、経費精算、債務支払い、給与、勤怠、年末調整に社会保険、あらゆる機能がある。すごいぜ高機能。
だけど。ぜんっぶ違うアプリ画面に遷移しちゃうんだよなあ!!
Freeeが一つの画面であれこれできるのに対し、マネーフォワードは一つの機能ごとにアプリが違うから別の画面へ移動しちゃう。これが一人で経理をしていると地味にしんどい。
請求書画面で、そういや先月のあれ…と思って仕訳を見たくても、横移動ができないから地味にイライラする。
蛇足な話だが、キャッシュレス化するならポイントバックが多いポイント経済圏の併用がおすすめだ。
d払いやPayPay、楽天経済圏あたりが有名どころ。私がおすすめなのはSuicaもしくは楽天経済圏だ。
住んでいる場所にも影響するので、両方見ていこう。
東京都民or首都圏の民なら、キャッシュレス化はSuicaにオートチャージが一番手っ取り早い。電子決済OKの場所でSuica使えないところを探す方が難しいレベルだし、交通系電子マネーなら移動時も楽だ。
iPhoneやおサイフケータイなら財布いらず。Apple WatchやPixel Watchならスマホすら不要。
なにより、Suica+VIEWカードの組み合わせは、大概の家計簿アプリで自動読み込みが可能だ。アプリ選びに困らないのはすっごい楽。
あと、積極的にポイ活するほどじゃないけど、日常の中でちょっとずつポイント付くとうれしいな…という人にもおすすめ。Suicaのオートチャージや電車の利用、買い物、自動で付くボーナスで、地味にJREポイントが貯まる。
駅ナカや駅周辺での買い物が多い人も、JREポイントは結構な割合で貯まる。
JREポイントは商品券にできるのがいいところだ。ビュー商品券もいいし、アトレ商品券もいい。ポイント還元の倍率がいいのはアトレ商品券の方だから、交換してショップに持ち込み、換金して貰うのもイイだろう。
そんな便利なSuicaを捨てて、私は楽天カードwith楽天Pay&楽天Edy。
併用なのは、楽天Payはまだ使えないところがそこそこあるから。楽天Edyなら浸透してるんで、両方あればどっちか使えます。ダメならカード。
乗り換えた理由はいろいろあるが、土浦に引っ越して公共交通機関を使わなくなったことと、ポイントが貰える場所の多さ、ポイント還元率の高さだ。
私のSPU(スーパーポイントアッププログラム)のポイント還元率が9倍なんで、楽天市場で買い物すると9%がポイントバックされる。
クレカの支払いは1%がポイントになるし、街中で楽天Payや楽天Edyを使えば1%返ってくる。
支払いのほとんどを楽天PayとEdyに切り替えて、まとめ買いはお買い物マラソン使ってるので、毎月楽天ポイントが大体4~8000Pぐらい入ってくる。ここ3カ月は安定の7000P超えだ。

とりあえず毎月なにもせずに4~8000円相当の収入が増えるんで、「投資とか積み立てとか面倒なことはしたくないが、割のいい金の話は聞きたい」というズボラ野郎は、なにも考えずに楽天経済圏しよう。
私は期間限定ポイントを買い物や支払いに回し、通常ポイントは楽天証券で積立NISAにしている。少額とはいえ、毎月貯めると結構な金額だ。
ちまちまと貯金を貯める気分で積立をしたいなら、楽天経済圏が楽でいい。
では、来年こそ良い確定申告を。グッドラック。